第32話

32話(28話)
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2024/11/24 11:11 更新
太宰side
私たちは、あなたの遺書をいろんな人に見せに行った。
先生たちには学校で、中也と一緒に職員室まで行って見せた。
太宰治
太宰治
、、、これが、あなたが先生たちに伝えたかったことだと思います
私は、その一言でわかってくれると思った。
だって、あなたが大好きだった人たちだから。
坂口安吾
坂口安吾
、、、太宰さん、、、
国木田独歩
国木田独歩
ッッ、、、太宰、、、
小栗虫太郎
小栗虫太郎
太宰、、、
江戸川乱歩
江戸川乱歩
〜〜ッッ、、、太宰、、、
先生たちは、それを読んで、涙を流していた。
私たちは、ノートを先生たちから受け取って、静かに職員室から出た。
それから、私たちは谷崎くんと鏡花ちゃんに遺書を見せに行くために、1年の教室に行った。
2人とも学校に来ているか不安だったけど、中也が「絶対大丈夫」と言ってくれて、不安が少し晴れた。そして、2人ともそこにいた。もっと言うと、ナオミちゃんもいてくれていた。
太宰治
太宰治
、、、みんな、少しいい、かな?
緊張しながらも、私は一言声をかけた。
谷崎ナオミ
谷崎ナオミ
、、、太宰さん、なんですの?
ナオミちゃんが声をかけてくれた。
太宰治
太宰治
、、、これを、見せに来た
私は、あなたのノートをみんなの前に出した。
谷崎潤一郎
谷崎潤一郎
これは、、、?
中原中也
中原中也
あいつが、、、あなたが遺したノートだ。ちゃんと読んでやってくれ
泉鏡花
泉鏡花
本当に、あなたが書いたの、、、?
太宰治
太宰治
鏡花ちゃんが、一番よくわかっているんじゃないかな?
私はそう言って、1番に鏡花ちゃんにノートを読んでもらうように促した。
泉鏡花
泉鏡花
、、、あなた、、、私のこと、本当に、、、
中原中也
中原中也
ああ、あなたは鏡花のことをずっと考えていたんだ
泉鏡花
泉鏡花
あなたより大切な友だちなんて、いるはずがない、、、!!あなたのこと、これまでも、これからも、ずっと、ずっとずっとずっと、だいすきだよ、、、
そう言って、鏡花ちゃんは泣き崩れた。
太宰治
太宰治
谷崎くん、ナオミちゃん、読んでくれるかな?
私は2人の前にノートを差し出した。
谷崎潤一郎
谷崎潤一郎
、、、はい
谷崎ナオミ
谷崎ナオミ
読みますわ
谷崎くんはナオミちゃんとじっくり遺書を読んで、涙をこぼしていた。
谷崎潤一郎
谷崎潤一郎
僕、、、もっともっと、ちゃんと太宰さんと話したかった、、、まだまだやりたいことたくさんあったのに、、、!!
谷崎ナオミ
谷崎ナオミ
私も、、、あなたさんともっともっとお話したかったですわ!そんな、、、急に別れが来るものだとは、、、夢にも思っていませんでしたから、、、
そして、私たちは自分の教室に戻った。

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