第3話

こんな休日初めて。
337
2023/07/07 08:47 更新
闇肆裏孤
闇肆裏孤
第三話ですよ!
早〜い!
それでは始めますね!
闇肆裏孤
闇肆裏孤
私、頑張ります!!
眠くないですよ!!!
…。

次に目を覚ますと、目の前は見知らぬ天井だった。

なんだか、両手に人の温もりを感じる。なんだろう。



そう思って首を少し起こし、両手を見てみると…
一郎
一郎
スースー)
二郎
二郎
スースー)
三郎
三郎
スヤァ)
私の両手をしっかりと握って、ベッドに頭を乗せて寝ている天使たちがいるではないか。
裏孤
裏孤
う、い、ちろ…?じろ、さ、ぶろ…も…?
私のその声に反応して一郎の目がパチッとあいた。
一郎
一郎
ガバッ)
姉貴っ!起きたのか!!
裏孤
裏孤
うっ、うん!おはよ…
一郎
一郎
うわぁぁぁぁぁぁ!
よかった!
出血多量でいつ目が覚めるかわからないってっ!!!
一郎が騒ぐ。

その声で二郎と三郎も起きてしまった。
二郎
二郎
んぅ…?
姉ちゃん…?起きたの…!?
三郎
三郎
っ…!裏孤姉!!!
起きたんですねっ!!
裏孤
裏孤
うん、うん!
寝てる間も、両手が暖かくて安心したの。
もしかして、ずっと握っててくれた?
一郎
一郎
へ?あ、う、うん…///
裏孤
裏孤
キャーッ)
ありがとう!すっごく嬉しい!!
愛しの弟たちが私のためにずっと手を握っててくれたなんてっ…!
二郎
二郎
喜びすぎだよ…姉ちゃん…///
三郎
三郎
ちょっと恥ずかしいです…///
裏孤
裏孤
か〜わ〜い〜い〜///
と、ここまで思わず騒ぎすぎたのか…
寂雷さんがドアを開けて入ってきた。
寂雷
四人とも、病院では静かにね。
一郎
一郎
あっ、寂雷さん…。すんません
二郎
二郎
うっ。ごめんなさい
三郎
三郎
すみません
裏孤
裏孤
あっ、寂雷さん。
この包帯とかってもしかして…
そう、全部綺麗に巻き直してくれていたらしい。
一郎たちが応急処置として巻いてくれていたけど、
その時は焦っていたらしくてボロボロだった。
寂雷
それにしてもすごいね。
出血多量で、いつ死に至ってもおかしくない状態だったのに…。
たった数日で目が覚めるとはさすがに思わなかったね。
…興味深いよ。
裏孤
裏孤
あ、あはは…?
寂雷先生の興味はちょっと怖いかなぁ…?
そんなこと置いておいて…
裏孤
裏孤
でも、ありがとうございました。
こんな役立たずな私をここまで丁寧に扱っていただいて…
寂雷
役立たずだなんてそんなことないよ。
…。裏孤さんは、独歩くんと似ているところがあるかもね。
自分のことを過小評価しすぎている。
裏孤
裏孤
へぇ!?
そ、そんなことないですよ。
一郎
一郎
いや!そんなことあるぜ姉貴!
姉貴は役立たずじゃねぇし!扱うだなんて!姉貴は物じゃねえよ!
二郎
二郎
そーだそーだ!!
三郎
三郎
そうです!裏孤姉は僕たちの希望ですよ!
裏孤
裏孤
っ〜〜〜!!
あ、ありがとう!
ギュー)
そういって私は3人に抱きついた。


あぁ、この時間がずっと続けばいいのに。
退院すればまた仕事、仕事…。

血だらけで帰ってきたらみんなに心配をかけちゃうから
帰る前に血を拭かなくちゃいけないな…。



はぁ。
闇肆裏孤
闇肆裏孤
退院しました。
朝。
裏孤
裏孤
ムクッ)
はぁ、今日も仕事。
休日だからみんなはいつもより遅めに起きるのか。
トコトコトコ

私は重い瞼を無理やり開き、階段を降りていった。
リビングに行けば誰もいない静かな空間が_____________
一郎
一郎
よしっ!お前らいいな?
昨日の作戦通りに___って、姉貴!起きてたのか!?
広がっていなかった。
静かな空間の代わりに、私の愛しの兄弟たちが三郎のパソコンを囲うようにして
座っていた。

というか、なんか作戦とか聞こえてきたんだけど…?

もしかして、萬屋山田の依頼のやつかな??






いやいやそれはそれでちょっと…。
作戦を立てるぐらいの強敵か何かと戦うんですか???
それはお姉ちゃん見逃せないぞ????
愛しの弟たちが怪我をするぐらいなら私がその仕事代わりにやりますが??????????
二郎
二郎
…ん!姉ちゃん!?ボーッとしてどうかしたのか?
三郎
三郎
っ!!
まさか!まだあの傷が痛むとか…!?
裏孤
裏孤
あぁ!いや!大丈夫!!!
それより、作戦って…?
私がそう問うと、3人は慌てたようにパソコンを隠し、
目を泳がせた。









嘘が下手だなぁ〜。
暗殺業を営んでいる私にはバレバレだぞ〜。

でもそんなところがまた可愛い…。
一郎
一郎
い、いや、べべべべ別に…!?
何も…!
二郎
二郎
にににに兄ちゃん!?
嘘がばばばばればれれば…あれ?
三郎
三郎
ひ、ひぇ?
はひほ…ひへはへんほ…???
(い、いぇ?
何も…してませんよ…???)
あららぁ、見え透いた嘘ついちゃってぇ〜〜〜。

可愛いんだからぁぁぁぁ!!!
裏孤
裏孤
うん、そうね。
で、本当は何をしようとしてたの?
一郎
一郎
ゔっ…。
あ、姉貴には嘘は通じないか…。
二郎
二郎
え〜っと…。
三郎
三郎
い、一兄…言ってもいいですか?
一郎
一郎
あぁ…。
三郎
三郎
じ、実は…この休日の二日間は裏孤姉に仕事を休んでもらいまして、
四人で家族旅行をしようって…計画をですね…
二郎
二郎
さ、さっきの作戦っていうのは…
姉ちゃんをどう説得するかって…
二人は顔を赤くして、もじもじしながら全てを明かした。





四人で家族旅行?
私を説得する?




そんなの…
裏孤
裏孤
…ない。
一郎
一郎
…え?
裏孤
裏孤
そんなの!言われなくても休むに決まってるじゃない!!!
あんなに可愛い私の弟たちが、私のために計画まで立てて、
私に秘密にして楽しませようとしてくれていたのに、
「仕事の方が大事」

とかありえないじゃない!!!

一郎
一郎
…え?
や、休んでくれるのか?
二郎
二郎
し、仕事は大切なんじゃ…?
三郎
三郎
そ、そんなに簡単に休むなんて言っていいんですか?
裏孤
裏孤
いいのいいの!!
私の担当の人は私のブラコンをわかってくれる人だから!!
二日ぐらい許してくれるわよっ!!
そう言って私は急いで連絡用端末を出すと、
名木田さんに連絡を入れた。

『今日と明日は休みま〜す!
プライバシーの保護のために理由は聞きませんよね???ね????』
暗殺者として相手に情報を教えないのは当然。
必要最低限のことだけを簡潔に伝える。


よし、おっけい!
裏孤
裏孤
よぅし!じゃあ急いで出かける準備してくるね!!
一郎
一郎
あっ!姉貴!出発予定時刻は9時な!
裏孤
裏孤
あいよ〜!!
元気よく返事をして自分の部屋へ駆け込んだ。
クローゼットを開け、目当てのものを手に取る。

そう、手に取ったのは、前に乱数くんの仕事場に行った時もらったものだ。

真っ白で軽い感じのワンピース。
まさに夏だ!って感じ。

もちろんズボンを履かないとね…///

よし!できた!!
ジャーン!!
よし!あっという間にお化粧完了!!

私は急いで階段を駆け下り、3人の前で一回転してみせた。
裏孤
裏孤
クルリ)
どう?
三郎
三郎
す、すごく可愛いです!裏孤姉!!!
二郎
二郎
め、めっちゃ似合ってる…よ。
姉ちゃん。
一郎
一郎
うぉ、おしゃれだな…。
っていうか、よかった〜!
裏孤
裏孤
ん?何が?
一郎
一郎
あぁいや、姉貴っていつも仕事と俺たちのことしか考えてないから
おしゃれな服とか持ってないかと思っててな…
いやぁ、持っててよかった!!
裏孤
裏孤
…。舐めてる?
ぺろぺろしちゃってる????
一郎
一郎
ぺ、ぺろ…?
いや、ちょっと懸念があっただけなんだ。
安心しだだけだよ!
二郎
二郎
うん!
よしもうすぐ10時だ!荷物の準備はできたよ!
兄ちゃん!
三郎
三郎
僕もです!楽しみで準備は万端ですよ!
一郎
一郎
じゃあ、行くか!!
そう行って私たちは玄関の扉を開けた。



裏孤
裏孤
ん〜〜!外の空気がおいし…ってあれ?
なんか…見たことある車が…
一郎
一郎
あぁ、今日の送り迎えは左馬刻に頼んであるんだ!
心置きなく遊ぼうぜ!
裏孤
裏孤
う、うん!!!!!
楽しんじゃおう!!!
めっちゃ楽しみぃぃぃぃぃ!!!


っていうか…
裏孤
裏孤
あれ?
旅行って…どこ行くの?
闇肆裏孤
闇肆裏孤
旅行、どこ行くんでしょ〜〜〜か!
それはみなさんに決めてもらいます!!!

アンケートです!
四人にどこ行ってもらいたいですか?

アンケート

四人が旅行に行くならどこに行って欲しい?
遊園地
54%
美術館
6%
水族館
41%
投票数: 69票
闇肆裏孤
闇肆裏孤
もしこれ以外に行って欲しいところがあったらコメントでお願いします!

それではこの辺で!!

バイッ!

プリ小説オーディオドラマ