a.m.6:00
(・8・)チュンチュン…
小鳥の鳴き声に混ざり目覚ましが鳴る。
ピピピピピ♪
いつ聞いてもうるさいこの目覚まし。
バシッ
弱叩きで音を止める。
私は、今日から高校生。
別に、高校デビューとかしないし…
彼氏を作る気なんかしないし…
楽しみで早く起きたなんて、素直になっても
言えないな。
ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”
いつもは、目玉焼き・ウィンナー・トースト・
牛乳くらいなのに、今日は手作りピザトーストだ。
美味しくてあっという間に、食べ終わって
しまった。
青葉は、私の妹で
まだ、小2なのだ。
おっと、つい長く話をしてしまった。
ただ、顔を洗いに来ただけなのに。
バシャバシャ
(っω<。)フキフキ
私が眼鏡をかけだしたのは、
中1の時だった。
確かスマホを近くで見すぎて、視力が悪く
なったからだっけ?
a.m.6:30
準備は、もう出来てるし、ほとんどやる事が
無くなった。
そんな会話を弾んでいると、
いつの間にか、7:15になっていた。
受付は、8:30から
そして、入学式は9:00から。
妹が通っている小学校は、家から徒歩15分程度で
着く。
私が、行っている○○高校は、
車30分。
自転車でギリ行ける範囲なのだ。
a.m.7:30
a.m.7:40
続く▶▶▶
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。