ー翌日ー
あなたの下の名前(カタカナ)は周りの景色を見てこう思った。
夢じゃなかった。
大きすぎるベッド。ぎっしり詰められた本棚。
面倒になって放置した筆記用具。
全てがそのままで。
少しぼーっとしていると部屋のドアが開き、陽気な声が飛んできた。
何故この人は朝からこんなにハイテンションなのだろうか…
イルマくんは相変わらず大人しいな…
朝食は割愛させて!!今日から初の悪魔学校。
学校には入学式は体調不良で欠席という呈になってるらしい。
なんか凄い物騒な歌詞が聞こえた。
魔界ではこれが普通なのか…先が思いやられる。
イルマくんがたった1日で早くも一人を手駒にしてる…
アスモデウスさんの視線が私の方に移る。
様呼びになってるし…
朝から結構目立ってたな、イルマくん
確か今日は使い魔召喚の日だよね
イルマくんと私、人間だけど…











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!