ある日世界は2つの種類に別れた
権力のある者とない者だ。
もちろん触れることすらできない。
そして権力のない者は決まった日で死ぬ。
そんな中私は権力のある者に恋をしてしまっている。
あと5日...
私はもう玲王と会えないのかな...
そんな日、権力のある者の城へと呼び出された。
なんで私が...?
やぁあなた、久しぶりだな
だ、誰??
なんだよ、忘れたのか?
俺だよ、
御影玲王だ!
れ、お...?
玲王なの...?
あぁ!
俺はお前に伝えたいことがあってこの城に呼んだんだ!
伝えたいことって?
お前、あと何日生きられるんだ?
5日だけど...
そうか、じゃあ落ち着いて聞いて欲しいんだ
うん
俺がこんなこと言うのもおかしいんだけど
実はずっとお前が好きだったんだ
え...
付き合ってくれないか?
その瞬間、頭が真っ白になった。
それにもちろん、周りの人はびっくりしていた。
そして何より、殺されるんじゃないかと怖かった。
ねぇ玲王、ほんとに私でいいの?
玲王にはもっと煌びやかで穏やかな人が似合うと思うよ?
それに私なんて...
私なんてって言うな!
お前は俺の大好きな、大切な人なんだよ!
玲王...
あと5日だけど...いいの?
あぁ、もちろんだ!
ありがとう、玲王!
少ない時間だけど、よろしくね!
うん!
こちらも久しぶりですね
忘れずにするのでよろしくね
ばいばーい
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