第19話

 ↬  教 室 に て 。
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2025/10/11 12:00 更新





 入れ替わりの決戦について、あまり深くは聞か
 なかった。
 いや聞けなかった。
 だって時間が全然無かったんだもん 





 クラスが発表され、それぞれが各クラスに行く。
 因みにリドルくんは違うクラスのようだ、残念。





 席は自由なようで、周りは友と思われる人と雑談
 しながら席に着く。
 正直友達が一人もいない私にとって苦痛でしかない。
 それに私の周りには誰も座ろうとしないのだ。
 一番後ろの長机の端に座ったのだがその列は勿論、
 前二つにも人は来ない。










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 おい、あれじゃないか? 
 謎に入学してきた女子生徒は 





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 近くに座ったら何されるか分かった 
 もんじゃねぇ…前行こうぜ










 忘れがちだが、此処は美醜逆転の世界。
 その対象は男だけで、女は元の世界の美的感覚と
 なんら変わらない。
 そしてこの世界での私は顔が整いすぎている。
 ここの人達は醜いって散々罵られてきたんだから
 そりゃ怖いよね。





 ほとんど諦めの境地にいる私は静かにため息を
 ついた。
 そんな時、誰かに落ち着いた声で話しかけられた。










 🐍 .
 🐍 .
 …すまない、この場所以外 
 空いていないんだ
 🐍 .
 🐍 .
 隣、失礼するよ 





あなた
 えっ!? 
 あ、は、はい! 










 話しかけてきたのはまさかのジャミル先輩…
 否、ここではジャミルくんと呼ぼう。
 貼り付けたような笑みで話しかけてくるから本当に
 心臓に悪い。すき(





 辺りを見渡すと本当に私の隣しか空いていなかった
 ようだ。
 周りはヒソヒソとジャミルくんに哀れみと同情の
 言葉をかける。
 …気分が悪すぎる。










 🐍 .
 🐍 .
 … 
 🐍 .
 🐍 .
 あまり、関わりたくはなかったのだが 










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