第9話

第9話
284
2025/12/30 04:39 更新
カフェに移動した仁と瑠衣。大地が落としたイヤホンを取り出し、「知り合いの。返しそびれた」と仁。4万円もするイヤホンだからきっと持ち主は相当の金持ちか音楽好きだと話す瑠衣。「音楽好きの方だから返す」と仁。
































大地を迎えに来た縦人。慌てて歩道橋を渡り、ベンチに座る大地を見つける。
霧縦人
コーヒーとココア、どっちがええ?
天命大地
…コンポタ
霧縦人
コンポタもあるで
縦人からコンポタを受け取る大地。何か言いかけるが話せない。大地の背中をさする縦人。泣き出す大地。
夜、自宅で一人でいる縦人のもとに「大地の連絡先わかるか?」と仁からLINEが届く。
自宅だ一人、暗い部屋で膝を抱える大地。「イヤホンを返したい」と仁からLINE。



















待ち合わせをしたカフェで仁を待つ大地。「元気だった?この辺に住んでるの?バスケは続けてる?耳…どうしたの?」と聞きたいことをメモして準備する大地。現れたじん。向かい合って座る二人。
イヤホンを大地に渡してすぐに帰ろうとする仁。腕を掴み止める大地。
席に座り直し、音声を文字に変換するアプリをONにして差し出す仁。
独り言が文字に変換されて慌てる大地、文字を読みおかしくて笑う仁。
少しほぐれた空気に「元気だった?」と聞く大地。頷く仁。



店をでる二人。店の前で別れ、歩いていく仁の背中を見送る大地。
歩き出した大地の背中を、振り返って見つめる仁。























ファミレスで大地を待つ縦人。現れた大地、カレーライスを頼む。
「この前言えなかった話…」と仁の話を切り出し、言葉に詰まりながら話そうとする大地に、「シバ、耳聞こえなかったやろ?ちゃんと話せた?」と縦人。耳のことを知っている縦人に驚く大地。「知ったら不安定になるかなって思って言えんかった。」と謝る縦人。

イヤホンを拾ってもらい返してもらったことだけを話す大地。
「よろしく言っといて」と、仁に会いたがらない縦人。
海老名からもらった手話教室のチラシを差し出し、「覚えたら?シバ喜ぶんやないか?次会う時」と縦人。

プリ小説オーディオドラマ