第23話

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2025/10/30 14:00 更新
【 ニーゴKAITO side 】

コト、と自分の目の前にミルクティーが置かれる。
ほら、まずはこれで体を温めて?
あれから俺はダカに家へと連れ戻され、リビングのデーブルでダカと向き合う形で座ることとなった。

....静かにカップを手に取って、ゆっくりと啜る。
......ん、あたたかい。
実は甘いものが好きな俺に気遣ってか、ミルクティーには標準より少し多めに砂糖が入れられているようで。そのたっぷりな甘さが冷えていた体を温めてくれる。
そう、それならよかったよ!
ダカは俺の様子を見てから、ほっと胸を撫で下ろすようにして。嬉しそうな声色で返事をしてくれる。

俺もそんな相手の様子に、ほんのりとした居心地の良さを感じながら。ちびちびと飲み進めていく。
........♩
ダカはミルクティーを飲み進めていく俺を見守りながら、それ以上何も言ってくることはなかった。

そうやって自分から俺に問い出そうとしない姿勢にまた温もりを覚える。


この様子だとやはり俺から口を開くしかなさそうで。
.......ビカ。ビカが、
自ら喋り出そうとする俺を待っていてくれていたのか、ダカは少しだけ目を丸くした後、静かに相打ちだけを入れてくれた。

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