あれから数日。
レオナも監督生&グリムもあなたの転生者の下の名前 ※性別転生者も、周りを置いて普通に生活していた。
ただ一つ違うことと言えば、レオナ授業をサボらなくなったこと。
普段なら嬉しい事なのだが、あの事件以降だと言うことで教師も生徒も複雑な心境だった。
そんなある日のこと。食堂にいた全員のスマホの通知が鳴った。
you. @Kantoku-sei
自由になりたいと思う。でも自由って何?
そう考えたときに真っ先に思い浮かぶのは、鳥だと思いました。空へ羽ばたく姿は、どこまでも自由のよう。
けれど鳥は人の手によって簡単に檻に入れられてしまう⋯。
それは本当に自由と言えるのかな。
#第二王子 #歌 #白命 #檻
初めに映ったのは、檻に入った白黒のレオナだった。
ピクリとも動かないレオナは、白黒なのも相まって何処か寂しい印象を与えていた。
水が浅く張っている空間に、レオナは倒れていた。
瞳に光はなく、ピタリとも動かず⋯まるで、死体のようだった。
その光景に、思わず息を呑む者は少なくなかった。
画面外にいる誰かが、真っ白な空間で棒立ちしていたレオナの腕を掴む。
誰かに引っ張られ、レオナも画面外へと出ていく。
映像は、真っ白な空間だけを映していた。
映像は変わらず、レオナの声だけが響く。
ヴィルとリリアが静かに、けれど芯の通った声色で話す。
その声を聞いた者達は全体の九割ほどがあまりの内容に涙を流した。残りの一割には人の心が無いんだと思う。
そこで映ったのは、檻に入った白黒のレオナと色の付いた鮮やかな背景だった。
レオナの虚ろな、生気のない表情が映る。
セベクは死んだ。
そこで映ったのは、檻に閉じ込められてるレオナの前を飛ぶ、大きな鷹。
歌詞とは裏腹に、檻に入った獅子は叫ぶどころか口を動かす素振りも見えなかった。
全てが瞬きの間に白で包まれる。
けれど直ぐに紙屑となり散っていき、現れたのは──
サバナクローの寮生達に囲まれて幸せそうに笑うレオナの姿だった。
レオナの歌とラギーの言葉でこの場にいる七割が死んだ。
フロイドの言葉で全体の三割が生き返った。
何それ純愛じゃん。
其処にはレオナ自身ではなく、監督生とあなたの転生者の下の名前 ※性別転生者(!?)、ハロウィンの王(!!???!?)、学園長(⋯???)が映っていた。
ゑ?????????
そう言うレオナは、とても綺麗な顔で笑った。
けれどそれもすぐに表情が抜け落ちてしまった。
█の部分で丁度ノイズが掛かり、なんと言っているのか聞き取りにくくなった。








































編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!