黄side
公園の中での唯一の日陰、砂場で遊んでいた
とある夏の日だった
どこもかしこも陽炎が見えるくらい地面が熱を持っていた
一人で遊んでいる時二人の少年が話しかけてきた
その二人も毎日ここの公園で遊んでいるようだった
初めて話した時、びっくりしたな
だって、僕に話しかけてると思わなかったから
戸惑った
それから雨の日と、誰かが体調を崩さない限り毎日外で遊んだ
初めて一緒に帰ったとき、みんな家が近くてびっくりした
一緒に喜び合ったっけ
小学校も、中学校も一緒だねって
何年前だろう
懐かしいなぁ
でも、あの頃から青ちゃんの様子はおかしかった
すぐ顔が紫っぽくなったりとか、走れなかったりとか、
長く歩くことも、
彼には難しかったはずなのに、
僕らに合わせて遊んでくれた
僕はそのとき、青ちゃんが心臓病だとは知らなかった
それに、親がいないことも
このとき僕は初めて知った
そんなに苦しい思いをしていたのかと
おばあちゃんはスースーと寝息をたてて寝ている青ちゃんの頭をゆっくり撫でながら
僕らに話をしてくれた
そこから僕と桃くんは青ちゃんを守るために
たくさんの行動を起こした
彼が生きている未来に出会うため
青ちゃんがぼーっとしてる
大丈夫かな
彼はもう少し言いたいことがあったはずだが、すっと口を結んだ
僕は、彼が言おうとしたことをわかる気がする
彼はベッドの上から手を振って見送ってくれた
明日、紫ーくんとか空いてるかな
空いてたら
青ちゃんに合わせたいな
きっと彼らなら青ちゃんを受け入れてくれるはず
今までは
先天的なものなんだからしょうがないじゃん
彼は、自分の体を選べるはずないんだから
それを簡単に否定するクラスメイトたちが許せなかった
僕も桃くんも、そのせいでクラスから浮いていた
青ちゃんが悪いわけじゃない
1000字じゃ長いですか?
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では、good bye!!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!