ふと、窓の外を見ると雪が降り出していた。こんな日はあったかいお鍋……ではなく俺は、雪見だいふくが食べたくなった。
そこで、俺はこんなツイートをした。
“雪降ってきてるじゃん。雪見だいふく食お”
会社帰りにノリノリで(内心だが)コンビニ入り、雪見だいふくを購入した。その時に携帯のバイブが鳴ったので確認するとマサイが俺のツイートにリプをしていた。
”かわいい”
思わず吹き出してしまった。慌てて周りを見るが、誰もおらずほっと一安心した。
「ダーマぁ!」
愛おしい声が聞こえたので振り返るとモトキが手を振ってこっちに駆け寄ってきた。
「おぅ、どうしてここに?」
「えへへ、ダーマのツイートを見たんだ。」
「あーこれか…」
「あれ、マサイがリプしてるー」
かわいいだってー俺嫉妬しちゃうよー?なんてプンプンと随分可愛い怒り方するもんだから。
“ブチのめしますわよ”
なんてリプ返をした。相変わらず通知の量はエグかったが、その中に今度はザカオとダホがリプしていた。
“かわいい“
“かわいくない“
「もー!ザカオとダホまでリプしてる〜!!」
ぽかぽかと俺の肩を叩くモトキ。そんな彼に俺は「なら、お前もリプしろよ」と言うが
「横に本物のダーマがいるのに何言ってんの〜」
「かわいいよ、ダーマ」
とニコニコしながら言うモトキにキュンとさせられたのは言うまででもない。
余談として、ザカオとダホのリプに
“全員まとめてぶちのめしますことよ”
と返しておいた。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。