A やっぱり、木村くんかっこいい〜♡
B ねぇ!今尾崎くん、こっち見たよ♡
C 後藤くん、王子様すぎる♡
D きゃ〜!藤牧くん、かっこよすぎでしょ!!♡
私は(なまえ:下の名前)。高校2年生。
今日は球技大会で、今は男子がバスケをしている。
みゆ やっぱ、すごいね〜(笑)
(なまえ:下の名前) うん(笑)
この子はみゆ。中学からの親友。
みゆ でも、田島くんかっこよすぎる〜!!!
(なまえ:下の名前) 本当、田島くんのこと大好きだね(笑)
告白しないの??
みゆ 告白なんてできないよ〜!
きゃーーー
大きな歓声のした方を向くと、
私の彼氏である、藤牧京介がゴールを決めていた。
藤牧くんは同じチームの人とハイタッチしている。
A 藤牧くん最高♡!
B かっこいい〜♡
みゆ (なまえ:下の名前)、いいの??
(なまえ:下の名前) なにが??
そう言うと、呆れたような顔で近づいてくるみゆ。
みゆ だから、彼氏があんなきゃーきゃー言われて?
ファンクラブまであって、
(なまえ:下の名前) しょうがないよ。人気者だから。
なんて事を言ってるけど、本当は私も思っている。
私が彼女でいいのか。
藤牧くんの負担になってるんじゃないか。
そんな風に考えていると…
京介 あ~、疲れた〜
(なまえ:下の名前) 藤牧くん。お疲れ様。
京介 うん。おつかれ。
そう言って水を飲んでいる。
ふと、みゆの方に目を向ける。
みゆ 田島くん!お疲れ様!!
将吾 みゆちゃん!ありがとう〜
(2人、いい感じじゃん…!)
なんてことを思っていると
ひな 藤牧くん〜!お疲れ様♡
この子は中村ひなちゃん。
目がくりっとしてて、スタイルもいい。
可愛いより"綺麗“が似合う女の子。
京介 うん。
ひなちゃんの方を向かずに答える藤牧くん。
ひな とってもかっこよかったよ!!
京介 ありがと。
ひな あのね、藤牧くん。放課後、伝えたいことがあるの。
京介 え?
見るからに告白だよね。
こんな綺麗な子から告白されたら、
藤牧くんも…。
そう考えるだけで、涙が滲んでくる。
逃げるように私はその場から、離れた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(なまえ:下の名前) はぁ…
手に持っている水を握りしめる。
(やばい…また涙が…)
?? (なまえ:下の名前)??
顔を上げる。
(なまえ:下の名前) 大夢…。
大夢とは幼馴染で、小さい頃から今までずっと一緒にいた。
大夢は私の隣に座り、顔を覗き込んできた。
大夢 なにかあったの??
心配させたくない。
(なまえ:下の名前) なにもないよ。
と、笑ってみせる。
大夢 嘘。俺には分かるよ。
幼馴染だから。
大夢の優しさに、涙が止まらない。
それから、ずっと背中をさすってそばにいてくれた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
放課後
(なまえ:下の名前) もう、帰ろうかな…
すでに周りは帰ってしまっている。
(なまえ:下の名前) 大夢、まだいるかな…?
そう思った瞬間、
京介 (なまえ:下の名前)。
大好きな人の声がした。
(なまえ:下の名前) えっ…?
急いで振り向くと、
(なまえ:下の名前) 藤牧くん、なんで…??
ひなちゃんに告白されてるはずじゃ…
京介 断った。
あとさ、なんで泣いてたの。
泣いてるの見られたんだ。
重いって思われたくない。
(なまえ:下の名前) …。 なんでもないよ。
藤牧くんの様子を伺う。
京介 幼馴染には言えて、俺には言えないことなの。
すこし怒った顔。
完全に誤解されてる。
(なまえ:下の名前) 実は…
私は全てを話した。
藤牧くんと釣り合ってないことも、
ひなちゃんに嫉妬してたことも。
京介 …
そうだよね。こんな彼女嫌だよね。
わがままだよね…。
次の瞬間。
私は藤牧くんの腕の中にいた。
(なまえ:下の名前) ふ、藤牧くん…
京介 ごめん。俺、そんな思いさせてたんだな。
でも、俺にとって(なまえ:下の名前)は世界で1番大好きだから。
その言葉を聞いたら、また涙が溢れ出てくる。
本当泣き虫だな。私。
(なまえ:下の名前) 私も藤牧くんが世界で…
1番大好き!!!
その後、2人で沢山笑いあった。
京介 てかさ、藤牧くんじゃなくて
京介って呼んでよ。
(なまえ:下の名前) じゃあ… 京介くん??
分かりやすく耳を赤くして照れる。
(なまえ:下の名前) 京介くん!京介くん!!
京介 分かったから///
もう…可愛すぎ。
たまにはいじわるするのも、悪くないかも。
END
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
リクエストお待ちしてます💌
ハート、お気に入り登録ありがとうございます🙇💞
初めて名前をかえれるようにしたんですが、
出来てますか??
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!