仕事は順調に進んだ。
ーーーーーーーーーーーー
そらちぃside
撮影は順調に進んだ。
と、思っていたが、最大のピンチが訪れた。
さっきもニヤケを抑えるのに必死だった萌え注入の、Part2があるというのだ。
やばい、これは無理だ。可愛すぎる。
ーーーーーーーーーーーー
Yourside
そらちぃさんが帰っちゃう?!
え、、、
行ってらっしゃいませなんて言いたくないのに。
そう思っていると、誰にも気づかれないように、そっと私にそらちぃさんがメモの紙切れを渡した。
そして無事撮影も終わり、残ったリクヲさん、エイジさん、ツリメさん、マネージャーさんからお礼を言われ、帰っていった。
裏のロッカールームで見てみると、
そらちぃこと大木空です。
今日はありがとうございました。
もし良かったら、この番号に連絡して頂けませんか?
090-××××-××××
と、きれいな字で書いてあった。
私の頭の中は、そらちぃさんでいっぱいになった。
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。