第8話

" 手 錠 "
922
2025/04/02 10:57 更新
そして私は回し蹴りをお見舞いした。もちろん足に呪力を纏わせて




まぁラッキーな事に黒閃で



あなた
ほらほらァ!!キめてんで!!




真人
やっぱり君は面白い!!





そう言いながらツギハギが手から何かを出す



あなた
あぁ…人間か





苦しい、助けて、と声が聞こえる



あなた
別に元人間を殺せないぐらい優しい人間ではないワケ




あなた
人間なんかもう何人も殺してるねん




真人
イかれてるね…♡




真人
……ん、あぁごめん!そろそろ帰らなきゃ!花御もある程度ボコしたみたいだし!




あなた
あ"…?ボコした?誰をやねん




真人
自分の目で確かめてみたら〜? ( 笑 





こうして私が天井付近に意識を取られていると いつの間にか手を刃物の形に変形させたツギハギが迫っていた



あなた
っ"…!





グサリ、と深く広く刺される



真人
そのままお持ち帰りしちゃおうかな〜




あなた
ゲホッゲホッ!舐めとるやろ…ッ"




真人
え〜?じゃあ手錠かな




ポケットから出てきた手錠で私の手首を前で拘束する



あなた
あぁ"…?なに手錠掛けとんねん!




真人
だって人間って、可愛くて大切で欲しくてたまらないものは閉じ込めちゃうんでしょ?




あなた
アンタ普段何見とんねん…変態みたいなことしやがってよ!




明浦路 司
一体どうなってるんですか…




あなた
私達は…人の負の感情から生まれたものを倒す仕事をしてる人…ゴホッゴホッ!




びしゃっと血を吐き出すあなたの下の名前



真人
俺がその負の感情、呪いって言うこと!




あなた
なに、お姫様だっこしとんねん!!おろ、せ ゲホッゲホッ!




真人
もうしゃべっちゃダメ〜これ以上は血の吐きすぎになっちゃうから




反転術式でも治癒に時間が掛かる。そりゃそうか。腹部をしっかり貫かれてるから臓器の損傷どころじゃないし軽い骨折でも済まない…クソ…出来るか確証はない。でも特級が2体も居る…どうせ連れてかれるんだったら…




あなた
ゲホッ……領域展開 幸終収束こうしゅうしゅうそく





手錠をかけられたまま手を祈るようにして組む。



真人
!領域展開出来たんだ




あなた
この空間ではあらゆる事象も私の思い通りに収束する




真人
へぇ…領域の押し合いでもしてみる? 笑




あなた
遠慮しとくわぁ〜…ゲホッ!それに…やり合っても勝てるかも分からんねん




真人
うーんさすがに分が悪そうだし…
領域てんか




ツギハギが展開しかけたところで領域を解く



あなた
やめやめー。ゴホッ、アンタはここでは祓えへん。今日は私が疲れすぎてんねん




そう言って呪力で何かを形成する



それは狗巻家の家紋が書かれたメガホンだった



あなた
ぶっ飛べ!




声の限り叫んだ。私も特級呪術師だ。時間は稼げる。いや…違う。ひとまず、ここからアイツを離さなければ行けなかった



あなた
乙骨センパイ!メグミン!

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