第21話

君と生きるために⑩
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2025/09/26 12:00 更新







カーテン越しに

差し込む朝日で目が覚めた。

ベッドの隣には、

眠たげに目をこすりながら

キッチンに立つジョングクの姿。

__上半身裸のまま、

フライパンを操っている。



v
v
 …おはよう、ジョングク 




まだ声が掠れている僕に、

彼は振り返って笑った。



jk
jk
 おはよ、テヒョン。
 もうすぐできるよ。 




立ち上がって彼の背に近づくと、

つい背中に抱きついてしまう。

体温が手のひらからじんわり広がり、

心が落ち着く。



v
v
 朝から上裸で料理するなんて…
 油跳ねたらどうすんの。    

jk
jk
 テヒョンに抱きつかれた方が 
 危険なんだけど?




少し拗ねた声で返され、

思わず笑ってしまった。



テーブルに並んだのは、

スクランブルエッグと食パン、

そしてブラックコーヒー。

質素だけど、

これ以上ないご馳走だった。



jk
jk
 どう?味付け大丈夫? 

v
v
 ん…うまい。
 大丈夫だよ。 




正直、

味よりも隣に彼がいることが

幸せで仕方がなかった。



朝食を終えると、2人で屋上に出た。

青空がどこまでも広がり、

街の喧騒が遠くに聞こえる。

コンクリートの床に寝転ぶ僕の頭を、

ジョングクが優しく膝に乗せる。



v
v
 …きもちいい 




空を見上げながらつぶやくと、

彼の指が髪を梳いた。



jk
jk
 テヒョン 

v
v
 ん? 

jk
jk
 子供は持てないけど…
 俺たちが築く家族は、
 俺たちだけで十分だと思う。 





背筋が震えるほど

真っ直ぐな声だった。

僕は目を閉じ、

膝のぬくもりを感じながら答えた。



v
v
 …うん。
 ジョングクがいれば、 
 それでいい。 




もう、心結びは使えなくなっていた。

でも、こうして

言葉にすれば十分だった。

むしろ、言葉で伝える今の方が、

ずっと幸せだ。



v
v
 ジョングク 

jk
jk
 ん? 

v
v
 好きだよ 

jk
jk
 俺は愛してる。 




視線が絡み、唇が重なる。

朝の光に包まれながら、

互いの未来を誓うように。



v
v
 一緒に、未来を見ていこう 

jk
jk
 もちろん。 
 未来を作っていこう。 





青空の下、

僕たちはただ穏やかに笑い合った。



__“君と生きるために”。



僕たちの物語は、

今もこれからも続いていく。








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