それは突然だった。
収録前、
スタッフも誰もいない中、
俺と安元さんだけの空間で突然________
俺とあなたちゃんの交際を知っているのは
あなたちゃんの兄、宏太朗と、
あなたちゃんとラジオのパーソナリティー
している良平さんと、
小野さん&花澤さん夫婦、あと花江くんくらい。
収録も無事に終わり、
夜あそびの収録。
あなたちゃんに会えるから嬉しい半面、
さっき安元さんに言われたことが
引っかかる。
ほんとに可愛い。
俺この子と付き合ってるんだ()
何事もなく、普段通りに収録を済ませて、
先に俺が出て、後からあなたちゃんが出る。
その時怪しまれないように
あなたちゃんには宏太朗と来てもらう。
宏太朗とはそこで別れて、
2人で同じ家に帰る。
毎日その繰り返しだ。
他愛のない話をしながら家に着く。
…いつまでもあなたちゃんが
俺のそばにいてくれる訳じゃないから。
俺も意を決する時が来た。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。