第22話

21.微R
2,560
2024/05/13 10:40





キスの表現などが出てきます🙏
苦手な人は要注意!















ジョングクside🐰





"ジョングガ、今日のこと、忘れないで"



🐰
🐰
ん、……
テヒョン?
🐰
🐰
え、………今何時
🐰
🐰
え!?8時!?やばっっ………
熱も下がり僕の身体はもう万全だ



______ただ、…




昨日のことが、っ頭から離れないぃっ!!!!!




あ゙ぁ、…会ってどんな顔をする??



いっそなんも覚えてませーんって感じで行く?
🐰
🐰
ぅううううぅうあ、……
🐰
🐰
あれ、…そういや、僕、……
🐰
🐰
昨日イッてないよね、?
🐰
🐰
ん??
にしては、なんか身体がスッキリしてるような………



いやいや、朝っぱらから何考えてんの!!



とりあえず、遅刻するから早く行かなきゃ、
🐰
🐰
行ってきまーーす!!
僕は誰もいない家に向かってそう叫び急いで学校に向かった









キーンコーンカーンコーン


ガラガラッ
🐰
🐰
おはようございまっすっっ………!
RM先生
………………
🐰
🐰
セ、セーフ?
RM先生
放課後先生のお手伝いしてくれるならセーフ
🐰
🐰
あ、……
🐰
🐰
わ、分かりました……
この学校はやけに遅刻点が大きく成績に響く



時間は待ってくれないとか、先生よく言ってるしな、



仕方ない、



まぁ、…このおかげでテヒョンと帰り一緒にならないのは助かった……
RM先生
じゃ、…点呼とるぞー
点呼が終わり10分の休憩が入る
🐰
🐰
ふぅ、
モブ子
ジョングク君って面白いよね、笑
🐰
🐰
うぇっ!?
急に喋ったことも見たこともない女子が話しかけてくる
モブ2
ね〜、しかもよく見たら、イケメン?
モブ子
だよね!!
モブ子
仲良くしよー!
はぁ、…こう言うの嫌い



今まで眼中にも入れてなかったくせに、…かっこいいと思ったらすぐに話しかけてきてさ、




何様なんだよ、…



グイッ、
🐰
🐰
うあっ、…
🐰
🐰
え、…
誰かに強く腕を引っ張られたかと思うとそこには今一番顔を合わせたくなかった人がいた
🐯
🐯
俺のジョングガにナンパすんなよ
🐰
🐰
テ、…ヒョンっ、…
ヤバいっ……体温が上がっていくのを感じる




ふと目の前を見ると二人の話しかけてきた女子もゆでダコみたいに顔を赤らめている
🐰
🐰
っっ、………///ト、トイレ!!
🐯
🐯
あっ、…ジョングガ、
耐えられなかった




いつもは言わないような甘い言葉を言って、…



キスして、…



好きって言い合って、






まるで恋人みたいなことを沢山した昨日の今日だったから…
🐰
🐰
うぅ、…////
🐰
🐰
何であんな恥ずかしいこと言えたんだろ、…///
あの日は、いや、あの時間だけ、




きっと魔法がかかってたんだ










RM先生
えーこれで終礼を終わります。解散!
RM先生
あ、ジョングクは残れよー
🐰
🐰
…………
🐰
🐰
はぁ、…
仕方ない、遅刻した自分が悪いんだから、




でもやっぱりちょっと面倒くさいなぁ、



RM先生
ここここ、
RM先生
書類いっぱいあるでしょ?
RM先生
これ整理してほしいんだ、頼んだぞ、チョンジョングク!
バタンッ


そう言い残し先生はあっけなく何処かに行ってしまった



書類部屋は多目的トイレくらいの広さで、まぁまぁな量がある
🐰
🐰
こんなの、一人でできるわけ無いだろ、……
今日は6時までには帰れそうにないな、



カッ カッ カッ




夕日が差し込む狭い部屋の中、ただひたすらに刻む時計の秒針の音に合わせ、ただひたすら作業を続けた
🐰
🐰
うえぇ、まだ半分もいってない…
🐰
🐰
これヤバいな、
はぁ、…誰でもいいから、猫の手も借りたいものだ、



ガラッ、
🐯
🐯
あ、いた
🐰
🐰
……………
🐰
🐰
は!?
何で!?




もう大抵の生徒が下校してる時間なのに、
🐯
🐯
はぁ、…あっつ
そう呟きながらシャツをパタパタさせるテヒョンはすごく綺麗で、色気もあって、…
🐰
🐰
〜〜っっ、………///
あ゙あぁ、っまたあの時の記憶が、…っ




ポーカーフェイスポーカーフェイス、






平常心、平常心
🐰
🐰
テヒョン、まだ帰ってなかったんだね!
🐯
🐯
ん、ジョングガ居なくて、…探してた
🐯
🐯
靴はあったからさ、
🐰
🐰
そっ、…か
🐯
🐯
んなことより、手伝う
🐯
🐯
お前だけじゃこんなの無理でしょ
🐰
🐰
えっ!?いいよ!!ほんとに!!
二人とかほんとにムリっ!!




誰の手でも借りたいって言ったけど……




こいつの手だけは今は借りたくない!!!




てか借りれないっ!!!



ガタッ
🐰
🐰
えっ、…
🐯
🐯
ねぇ、…
🐯
🐯
何で避けてんの?
🐰
🐰
っっ、………
🐯
🐯
昨日はあんなに甘々だったのに
🐰
🐰
っっ、/////
🐰
🐰
わ、忘れて!!
🐰
🐰
ほ、んとに、……忘れてッ…///
🐯
🐯
………
🐯
🐯
やだ
🐰
🐰
あっ、…
無理やりテヒョンの方に顔を向けさせられ一瞬の有余もなく唇を奪われる
🐰
🐰
んっ、…ちゅ…ふっ、…、ぁ
🐯
🐯
ぢゅっ、…ん……チュッ、…
🐰
🐰
あっ、…//テヒョ、…ン……
弱々しくテヒョンの肩を押すと唇がゆっくりと離れる






するとテヒョンは伏せていた目を上げ、僕に視線を合わす








🐯
🐯
昨日のこと、…無かったことにしないで、
🐯
🐯
寂しい、から…
🐰
🐰
っ………、
🐰
🐰
無かったことには、…してない、よ?
🐰
🐰
恥ずかしいだけ、…////
🐰
🐰
だから今日、テヒョンのこと避けてた、…
🐰
🐰
ごめん、…




今の僕がテヒョンに言える精一杯の言葉を伝えた
🐯
🐯
うん、……
🐯
🐯
許さない
そう言うテヒョンはすごく不敵な笑みを浮かべていた



🐰
🐰
んんっ、…
🐯
🐯
ちゅっ、……ん、………
🐰
🐰
んあっ、…くちゅ、………ん
唇を割ってテヒョンの温かい舌が僕の口内に侵入する




狭い部屋、…書類だらけの部屋で僕は壁に体重を預けひたすらテヒョンの思うがままにキスをされる



テヒョンのキスのテクニック




狭い部屋にふたりきり、…




そしてここが学校だと言うこと…



それら全てが僕の頭を飽和し興奮させる
🐰
🐰
ん、はっ、…………
🐯
🐯
はぁ………っ、……グガ………
そう甘い声で、名前を呼ぶと僕のシャツに手をかける
🐰
🐰
待っ、…てっ、…///
🐰
🐰
ダメっ、…ここ、学校……………
🐯
🐯
……、ごめん……
🐯
🐯
抑えれない
🐰
🐰
ッ、………



今まで忘れていた




こいつが虎って呼ばれていること……




弱肉強食




僕は今からこいつに、…喰われるんだ





























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