第36話

猫が2匹
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2026/06/13 08:00 更新
ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
あ、これ可愛い。

私の頭にうさぎのカチューシャをつけながら言う。
(なまえ)
あなた
え~...これで撮るの...?

ある日のデート中、初めて一緒にプリクラを撮ることになったのは良いものの、完全に着せ替え人形になっている私。

鏡の前には色んな種類のカチューシャがずらっと並んでいる。

ハンビンくんはかれこれ5分くらい私の頭にカチューシャを乗せては外しを繰り返している。

ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
じゃあこっちは?

今度はうさぎから猫になった私。

動物は少し恥ずかしいような...
(なまえ)
あなた
ん~....
鏡を見ながら髪を整える。

でも猫...意外と似合ってるかも...?
ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
.....

なんだか、鏡越しにすごく視線を感じて
(なまえ)
あなた
...、何?
ハンビンくんの方に振り返った。
ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
可愛いね。

優しく微笑んで私の頭を撫でるハンビンくん。

いつもハンビンくんがこうやって可愛いがってくれるのがすごく嬉しくて、自然と口角が上がってしまう。
(なまえ)
あなた
えへ...
ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
まぁあなたの下の名前ちゃんは何しても可愛いんだけど、






ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
猫ちょっと気に入ってそうなのがより可愛くて。

何でバレているのか。
(なまえ)
あなた
...何で分かったの。
ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
表情見たら全部分かるよ。

私そんなに顔に出てるかな。

あまり顔には出ない方だと思って生きてるんだけど...
(なまえ)
あなた
我慢してるのに、ハンビンくんの前だとポーカーフェイス維持出来ない...
ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
え、俺の前ではポーカーフェイス禁止!

私の頬に両手を添える。
(なまえ)
あなた
ニヤニヤしてる変な顔見られるの嫌だもん。
ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
子犬みたいで可愛いから良いの。

ハンビンくん、私の表情を観察するのがほぼ趣味みたいになってる気がする。

てか子犬はいくら何でも可愛く見すぎてる。
(なまえ)
あなた
そんなに可愛くないよ。
ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
可愛い!

私の「可愛くない」という言葉に不満な様子。
ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
こんなに可愛いのに!はい、もう撮りに行くよ!
ハンビンくんに連れられてプリ機の中に。





(なまえ)
あなた
ハンビンくんも猫?
しれっと自分も猫になってるハンビンくん。

顔が良いから猫もよく似合う。
ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
お揃いにした。あ、あと5秒だ。
ぐっと私の肩を抱き寄せた。

急に距離が近くなって緊張する。
(なまえ)
あなた
.....
出来る限りの笑顔で写真に写る。

すぐ上にあるハンビンくんの顔を見る。
ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
ん?どうしたの。
くしゃっと微笑んで私の頬をつまんでくる。

その瞬間、パシャっとシャッターが切られた。

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