<オルトの部屋の前>
体調が回復してから、オルトくんとはもう数日会っていない。
流石に心配で部屋の前まで来てみたが…
……居ない?
どんだけノックしても返事が聞こえない
それどころか、部屋の中から全く物音がしなかった
あれ?もう夜なのに……
諦めちゃだめだよ、寮長に頼まれてるんだから!
コンコンコン…

あなたの下の名前さん?
あ、オルトくん!!
外に居たんだ

うん、兄さんの部屋に行ってきたんだ

えっと、その…

あなたの下の名前さん、ごめんなさ……
ちょっと待って!

え?
謝っちゃだめ!
何も悪くないんだから謝る必要なんてないよ!

でも、僕はあなたの下の名前さんを守れなかったんだよ?

あなたの下の名前さんが薬草に違和感を感じた時だって…
僕がその薬草をスキャンしてれば早く見つけられたのかもしれない

でも僕はそうしなかったの

そのせいであなたの下の名前さんがまた体調を…
オルトくん!!
僕は平気だよ、あれくらいどうってことない!
寮長も心配してるし、元気出して

心配?兄さんが…?
うん、心配だって言ってた
さっき寮長の部屋に行ってたとか言ってなかったっけ
まぁイデア寮長のことだし、「心配してるよ」なんて言わないか

あははっ!

なーんだ、そういうことだったんだね
ん?

ううん、なんでもない。

ありがとう!あなたの下の名前さんのお陰で元気が出たよ!
本当?よかったぁ…

もう夜だし、また明日話そう!

僕、そろそろ充電しなきゃ!
うん、僕も寝る準備しなきゃだ
おやすみ!

おやすみ、あなたの下の名前さん!
<イデアの部屋の前>
コンコンコン…
りょーちょー!!!

そんなに大声出さなくても聞こえますぞ……
拙者の部屋狭いんだし
あと質問はリモートでって何度も……
何かブツブツ言ってる寮長をフル無視して、部屋の中に足を運んだ。
外寒いので入れてください〜!

あ、どぞ…

で、こんな夜遅くに何の用…?
任務完了しましたっていう報告をしに来ただけです!
あと聞きたいことがあって

任務?あぁ…

えと、その…反応はどうでした?
「ありがとう!元気が出たよ」って

出たーー!空元気の時の定番セリフ〜〜!
絶対1ミリも元気じゃないやつwwでも、声のトーンは普通に元気そうでしたけど…

オルトはヒューマノイド、声のトーンくらい自由に偽装できるでしょ…

ま、まぁオルトなんだし空元気とかしなさそうだけどさ…
確かにしなさそうですね…
てか寮長、オルトくんになにを言ったんですか?

な、なにを言ったって…?
えっと、僕がオルトくんに、「寮長も心配してたよ」って言ったら

んえッッ…、いや、待って?
ん?どうしました?

ちょッ…拙者が心配してたこと普通に言ったってこと???
はい、言いましたけど…

え、ガチな感じ??マ??
実は冗談でしたー!とかないわけ?いや、普通に言いました…

スゥーー…で、そしたら「なーんだ、そういうことだったんだー」って言われて
ニコニコしながら部屋に入っていきましたよ

ちょ、なんで普通に話進めてんの!?
拙者まだ立ち直れてないんだが〜〜!?
さっきまで椅子に座ってパソコンをいじってた寮長は、
今や部屋の隅にうずくまってまたブツブツと何かを言っていた。
えっと、さっぱり分からないんですけど…笑

“イイオニイチャン”…
寮長は諦めたように壁にもたれかけた。
そして天井を見て少し寂しそうに微笑む
え…?

“イイオニイチャン”を演じたかったんすわ…

君も知ってると思うけどさ、拙者口下手だし人の感情わかんないし

だからせめて”イイオニイチャン”にでもなって…
“イイオニイチャン”
それは、まるで寮長の言いたいことを全部ひっくるめてまとめたかのような、そんな言葉に聞こえた。
いや…でも寮長さ…

な、何…?
もう十分良いお兄ちゃんでは…?
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!