第17話

こっ、この温もりは…!?
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2023/11/13 09:16
前回のアンケートで、主人公集団が1番表が多かったため、今回のお話は主人公達のハラハラ看病です!
あなた
誰かに頼もうかな…
トォルルルルトォルルルル
「もしもし?」
あなた
あ、もしもしジョナサンさん
「あれ?あなたちゃんどうしたの?」
「鼻声だし、声もかすれてるよ?」
あなた
それが、風邪をひいちゃって…ゲホッ
「それは大変だね…ところで僕に電話した理由を…」
あなた
あぁ、そうでした…風邪でろくに動けないので家のことを頼もうと思って…
「なんだそういうことか、いいよ」
「みんなも呼んでおくから安静にして待っててね?」
あなた
わかりました…ありがとうございます…
ジョナサン目線
ジョナサン・ジョースター
お邪魔しまーす…
ジョナサン・ジョースター
(あなたちゃんの部屋は確か…)
僕はさっきあなたちゃんがかけていた電話の相手、ジョナサン・ジョースターだ。やっと今日、仗助くんの風邪が治ったと思ったらあなたちゃんが風邪に…。ということで僕は、あなたちゃんの看病のために今ここにいる。
僕は家に入ってまずは、あなたちゃんの様子を見に行くことにした。後からみんなも来るって言ってるし、僕にできることは今のうちにやっておこうと思ってる
ジョナサン・ジョースター
(ここかな?)
僕はあなたちゃんの自室であろう部屋のドアをノックした。しかし返事がない。寝ているのだろうか?と、思いながらノブに手を掛けた。すると、下にスっと下がった。鍵が空いていたのだ
友達と言えど、女の子の部屋に勝手に入るのはどうかと思ったが、やはりあなたちゃんの状態が気になった。僕はそっとドアを開け、様子見に顔だけを覗かせた
あなた
ゲホッゲホッ…ゴホッ
ジョナサン・ジョースター
あ、あなたちゃん
あなた
ジョ、ジョナサンさん!?来てたんですか?ゲホゲホ!
ジョナサン・ジョースター
ごめんね!勝手に入っちゃって…大丈夫?
あなた
まぁ…朝よりかはゲホッ
ジョナサン・ジョースター
ジョセフたちも呼んでおいたから…僕に何か出来ることあるかな?
あなた
じゃあちょっと……申し訳ないんですがリビングを片付けて欲しいなって…
ジョナサン・ジョースター
うん、分かったよ
ジョナサン・ジョースター
あなたちゃんはゆっくり寝てて
あなた
ありがとうございます…ケホッ
僕は部屋を後にした。結構辛そうだったな…
僕は階段を下り、リビングに向かった。さほど散らかっている訳ではなく、食器や洗濯物が少しあるくらいだった。早速、僕は作業を始めた。もう少ししたらジョセフ達が来るので、あなたちゃんの看病に専念できるようにする
10分後
ジョナサン・ジョースター
ふぅ…終わった
食器や洗濯物は1人分ということもあってか、あっさり片付いた。あなたちゃんに報告しに行こうと思った矢先、インターホンが鳴った
ジョナサン・ジョースター
はい、誰ですか…?
ガチャ
ジョセフ・ジョースター
お!ジョナサン!来たぜ、あなたは大丈夫そうか?
ジョナサン・ジョースター
ジョセフ!君だったのか
空条 承太郎
俺もいるぜ
東方 仗助
俺もッス!
ジョルノ・ジョバァーナ
僕も忘れないでください
ジョナサン・ジョースター
ちょうど良かった!あなたちゃんにはもう伝えてるから入って
さすが皆だ。こんなにタイミング良く来てくれるなんて!僕はみんなを中に入れ、作戦会議を始めた
ジョナサン・ジョースター
それじゃあ早速、役割分担をしよう
ジョナサン・ジョースター
僕は主に家事をするよ、でもひとりじゃ足りないからもう1人やりたい人は?
ジョルノ・ジョバァーナ
じゃあ僕が
ジョナサン・ジョースター
分かったよ
ジョナサン・ジョースター
じゃあ次は、主にあなたちゃんの身の回りの世話だけど、これはあとの3人でいいかな?
空条 承太郎
あぁ、任せろ
東方 仗助
頑張ります!
ジョセフ・ジョースター
OK~♪
ジョナサン・ジョースター
僕とジョルノも、時々手伝うからね
ジョナサン・ジョースター
それじゃあ各自、持ち場に行って
承太郎目線
空条 承太郎
よし、あなたの部屋に行くぜ
東方 仗助
はいっス!
ジョセフ・ジョースター
はーい!
俺らは階段を上がり、あなたの自室のドアをノックした。すると中から「入ってもいいよ」という声が聞こえた。その声はかすれていて明らかに辛そうだった。俺は「入るぞ」と、一言ことわってからドアを開けた
空条 承太郎
よう、調子はどうだ?
あなた
そんなあからさまな質問しなくても…
調子が悪いのは見てすぐにわかるが、やはり気を和ませようとわざと聞いてみた。あなたは頬を緩ませながら分かっているくせに、とでも言いたそうな声色で返してきた
あなた
それにしてもごめんね、ジョナサンさんだけでなく、承太郎さんや仗助君まで…
東方 仗助
全然大丈夫ッスよ
ジョセフ・ジョースター
そうそう!あなたちゃんの為なら何時でも飛んでくるぜ!
あなた
それは頼もしいなぁ、フフフ
空条 承太郎
それより、何かしてもらいたいこととかあるか?
あなた
んー…そういえば顔を洗ってないや、お願い出来るかな?ゲホゲホッ
空条 承太郎
分かったぜ、おい仗助、ジジイ、お湯とフェイスタオルを持ってきてくれ
ジョセフ・ジョースター
リョーカイ!行くぜ仗助君!
ジジイが仗助を引っ張りながら風呂場に向かっていったのを横目に、その間、出来ることがないかあなたに聞いてみた。だが、返ってきた言葉は俺には留まらず、男子にはかなりドギツイ内容だった
あなた
着替えを手伝ってくれないかな………良かったらだけど
空条 承太郎
き……?!
空条 承太郎
(着替えだと……出来ないことは無いが…)
あなた
無理だったら無理しなくて大丈夫だよ?
空条 承太郎
いや、大丈夫だぜ、着替えは何処だ?
あなた
あ、そこのタンス…ゲホッ
クソッッッ!何が「大丈夫だぜ」だ!普通は断った方が良かったのか?それともこれが正解なのか???分からん……。それにしてもジジイの野郎遅すぎる…なんでこんな時に限って居ねぇんだ
その頃のジョセフと仗助✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。
ジョセフ・ジョースター
今、あなたの部屋に向かう途中だってのに…
ジョナサン・ジョースター
ごめんね💦洗濯とかはジョルノに頼んじゃったし、僕の腕が足りなくて…
東方 仗助
全然大丈夫ッスよあなたには承太郎さんが着いてるし
お手伝い中でした
空条 承太郎
服はこれでいいか?
あなた
うん
あなた
じゃあ…お願いします……
そういうと、あなたは背中を見せ、脱がせてくれるのを待っているようだった。俺は何とか服を掴み、脱がせることが出来たが、ここからだ
空条 承太郎
これは…
空条 承太郎
(下着……ッ)
そう、下着だ。ホックを外さなければならなかった。何とか外そうと格闘するが、なかなか触れることが出来ない…。俺の手はずっと震えている。チクショウ…なんてこった
空条 承太郎
あなた……ホックはこう外すんだよな?
あなた
うん、それでいいよ
何とか触れようと、会話をして外すことが出来た。ここからは着せるターンだ。まずは新しい下着をつける作業から。しかしこれが随分困った
あなた
痛っ…!
空条 承太郎
!!すまねぇ…💦
ホックを引っ掛ける時、あなたの髪も一緒にやってしまい、なかなか思うように行かない。
そして格闘すること3分…
空条 承太郎
ふぅ…やっと終わったぜ
あなた
ありがとう、大変だったでしょ?
空条 承太郎
あぁ…
何とか乗り越えることができ、その後、やっとジジイが来て、顔を濡れたタオルで拭いた。何とか、一旦あなたからのお願いは止まり、安心しきっていた
だが、俺たちは知らなかった。
女を看病するにあたって、あらゆる難題があることを知る由もなかった
聖歌
長くなっちゃった
聖歌
(´>∀<`)ゝ

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