第3話

交換ノート
463
2024/06/19 12:06

リクエストありがとうございますm(*_ _)m


ハンビンmine



ピーンポーン
hanbin
hanbin
はーい!!

ドアを開けるとそこに立っているのは

幼なじみであり、好きな人のジャンハオ

僕たちは小さい頃からずっと一緒で

朝もこうして一緒に登校している
hao
hao
おはよー!!
hanbin
hanbin
じゃ、行こ!
hao
hao
そういえば昨日のテレビ見た?ㅎ
hanbin
hanbin
見た見たㅋㅋ

初めはただ一緒にいて楽しい幼なじみだった


けど年月が経つにつれて、その思いはだんだんと

「好き」という思いに変わっていた

hanbin
hanbin
学校ついちゃったー…
hao
hao
何?やなの?ㅋ
hanbin
hanbin
ハオとまだしゃべりたい〜
hao
hao
クラス一緒なんだからいつでも喋れるでしょㅋㅋ
hanbin
hanbin
そうだけど〜



そうして授業が始まる


つまんないな〜



ふと、ななめを見てみると

ハオが机に突っ伏して寝ている



ㅎㅎ

授業が終わったら話しに行こ!



そんなことを考えながら僕はノートに落書きをした



“ ハオが好き ”



ハオは顔もかっこよくて頭もいいからすごくモテる


はやくこの思い伝えないと誰かにとられちゃうな…


それは分かってるけどハオは僕のこと幼なじみとしか

思ってないだろうし…



伝えたくても伝えられないその言葉は

ノートに書くことしかできなかった



キーンコーンカーンコーン

hanbin
hanbin
フワァー  終わった〜!

そしてハオの方へ行こうとするとあっちから僕の方に

来てくれる
hao
hao
ハンビナ〜!ごめん !!
ノート写させてくんない?
hanbin
hanbin
また寝てたの〜?ㅋ
hao
hao
だってあいつの授業つまんないんだもん
hanbin
hanbin
もうー
はい!どーぞ
hao
hao
ありがと!

そんなこんなで少し話していると

次の授業を知らせる予鈴が鳴る
hao
hao
じゃ!あとで返す!


そして次の授業が始まった


ハオは急いで僕のノートを写してるㅎㅎ



……って待って!?


僕は人生最大のミスに気づいてしまった



たしかあのノートには


“ ハオが好き ” って書いた気が……



それからは何にも集中できずにいた



気づくと授業が終わっていたらしく、

ハオがこっちに来る



どうしよう……


気持ち悪いとか思われる?


hao
hao
ノートありがと!!
なんとか写しきったーㅋㅋ

…あれ? いつも通りだ

よかった…ハオには見られなかったのかな?



心の底から安心する


あんなの見られたら僕の人生終わりだ……




そして下校の時間
hao
hao
ハンビナ!帰ろ
hanbin
hanbin
うん!
hao
hao
そーいえばさ、さっきのノート…
hanbin
hanbin
ぁ、え… ど、どうしたの?

やばい…もしかしてやっぱり見られてた?
hao
hao
綺麗にまとめられてて
めっちゃ分かりやすかった!

なんだ…褒め言葉か……

よかったー
hao
hao
あと!
hanbin
hanbin
う、うん……

今度こそ……?

あのことについて言われる?
hao
hao
また寝ちゃったら貸してほしい!!
hanbin
hanbin
なんだ、そんなこと…
hao
hao
ん?
hanbin
hanbin
あーいや!なんでもない…ㅎㅎ

よかった……

やっぱりあれは見られてないみたい
hao
hao
じゃあばいばい!
hanbin
hanbin
また明日〜


また寝ちゃったら貸してほしいって言われたし、

あれは消しておかないと!


そう思ってノートを開いた


hanbin
hanbin
……え!?


見てみると


“ ハオが好き ” のハオの部分が斜線で消され、

“ ハンビナが好き ” という文章に変えられている


hanbin
hanbin
これやったのってハオ……だよね?


もし、これが本当なら僕たちは両思いということだ


明日ハオに告白しよう……


そう心に決めた



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