第3話

 01.
4,243
2025/11/06 11:22 更新


   _____ガラガラ


   いつものように薬品臭い医務室で
   医療器具の整理をしていると

   不意に医務室の扉が
   力強い音を立てて鳴った。



mrkm
 あなたの下の名前!!! 
あなた
 叢雲さん、任務お疲れ様です 


   開いた扉の先に立っていたのは
   所々怪我をした叢雲さんだった。

   そう言えば、今日の任務は叢雲さんだったか。


あなた
 怪我の治療をしますね 
 椅子に座りますか?ベッドに座りますか? 
mrkm
 じゃあベッドに座らせてもらうわ 
あなた
 わかりました 


   叢雲さんは、ニコニコと
   任務後とは思えぬ程天真爛漫な笑みを浮かべて

   ドスン、とベッドに腰掛けた。



あなた
 それじゃあ治療を___ 
mrkm
 なぁ、あなたの下の名前!! 
あなた
 どうかいたしましたか? 


   叢雲さんは、ギュッと私の手を握ると
   突如、思い切り自分の方に引っ張った。

あなた
 …… 
mrkm
 …ん……あなたの下の名前、暖かくないな 


   ギューッと力強く回された叢雲さんの腕。
   
あなた
 ……離してください 
mrkm
 いやや、離さん 


   さっきよりも力を込めて
   抱きしめてくる叢雲さん。

   少し、苦しい。


あなた
 叢雲さん、少し苦し____ 
mrkm
 な、あなたの下の名前……… 


   ゆっくりと叢雲さんの顔が近づいてくる。
   少しずつ、少しずつ。

   後少し動けば、唇と唇が
   くっつきそうになった瞬間_____



akg
 なぁにしちゃってんの!!! 
mrkm
 ……邪魔すんなや、赤城 
akg
 するに決まってるでしょ 
 もぉー、あなたの下の名前ちゃん危機感なさすぎ!! 


   突然ガラガラと大きな音を立てて
   赤城さんが入ってきた。











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