そもそも徹夜してる時点でおかしいと思う
言葉の原型がなくなる程聞き間違えるという事は相当疲れているのだろう
生活に支障が出る前に寝てほしい
もう一度言おう、建物の大きさは読者の想像に任せると言ったがデカいのだ
みことが学校案内をしていると突然、角からひょっこりと高身長で見た目に反して声が可愛い男性が出てきた
こえは思った
うん、どちら様?????
と言いながらこさめは手に持っている段ボールに目線を移す
意外と大きい
そんな話をしていると周りがざわついているのに気が付いた
おそらく先ほどのこさめの声の大きさが原因だろう
授業が終わったであろう生徒達からとてつもない注目を浴びている
なんなら道を塞がれている為身動きが出来ない
それに気付いたみことがこさめに問い詰める
文章では伝わらないだろうがとても申し訳なさそうにしている
察しのいい読者なら分かるだろう
生徒がここに集まっているという事は今は休み時間
そう、沢山の人が廊下を行き来する時間帯なのだ
どうしたもんかと考え込むみこと
その様子を見てこさめが意見を出す
そう言うとこさめの足元に水色の魔法陣が現れた
そう言いながらこさめは周りにいる生徒達の方へ視線を向ける
と満面の笑みで言う
だがその笑顔は可愛いというより怖い
なんなら凄く怖い
こさめはその笑顔を最後にその場から消えた
勿論こえとみことも
こさめが使った転移魔法で
そしてその場に残された生徒達は「終わった」とでも言いたげな顔をしている
乙
そんな生徒達の心情とは裏腹に、元気よく言うこさめ
流石におかしいと思ったのかこさめがみことに疑いの目を向けてた
まるで信じられないといった顔で言葉を発する
傍から見るといたずらした犬を怒る飼い主と怒られてしょんぼりした犬のようだ
時間を確認すると11時13分
4時間目の授業は始まったばかりだが、授業が終われば食堂に沢山の人がなだれ込んで行くだろう
人混みに揉まれるのはごめんだ
みことからの返事を貰うとこさめは先ほどと同じように足元に水色の魔法陣を出し、そのまま部屋に行った(転移魔法で)
ここからはもう書くのに疲れたので段落メインで説明しよう
そのあと2人共が食堂に到着したのと同時にこさめがビニール袋を片手に持ちながら早歩きでやって来た
みことからは
最初、こえと話していた時の元気は何処に
多分寝れば元に戻ると思う
そのまま話しながら3人はお昼ご飯を食べる
こえはいちごサンド、みことはアボカドサンド、こさめはフルーツサンドと自前のスルメイカ
みことはもう見慣れた様子だが、こえは若い先生がスルメイカを満面の笑みで食べているのにギャップがありすぎて思わず2度見する
訂正しよう、2度見だけではなく声も出ていた
そして作者の特権で食事シーンを飛ばし、先生達は午後の授業があるからと食堂を出た所で別れた
こえはそのままなにも話す事なく部屋に着き、みことから渡されたカードでドアを開けて部屋に入る
部屋には必要最低限の家具と今日持って来た荷物があった
閉めたドアの前に突っ立っていたこえはそう言いながら靴を脱ぎ荷解きに取りかかった
荷解きがほぼ終わったので近くに置いた時計を見るともう夕方だった
残りは必要な時にしていけばいいだろうと思いベッドに横になった
流石に数時間ぶっ通しでするのは疲れた
おそらく晩ご飯の時間になるまではベッドから降りないだろう
そしてそのままなにも話す事なく時間だけが過ぎていった
なんなら食堂が閉まる10分前まで過ぎていた
それに気付いたこえは早歩きで食堂へ向かった
食堂に着いたのは3分前という微妙と言えばいいのか分からない時間
流石にこの時間帯で食堂に入るのは気が引ける為、売店でいちごミルクとドーナツといちごを買った
ドーナツ以外がいちごなのは飲み込んでくれ
売店のおばちゃんには「見ない顔だね?」なんて言われた
そりゃそうだ、だって今日来たんだもん
取りあえず今日から通う事になった事を簡単に説明し「よろしくお願いします」と挨拶をした
おばちゃんは「よろしくねぇ」と友達と話す感覚で言われた
流石おばちゃん、凄い気さくだ
そのまま会釈し部屋に戻り買った物を食べた
そのあとはお風呂に入ったりやる事を済ませ、ベッドに潜り込んだ
そう言い残し、こえの意識は夢の中へ
第一章【枯れたオリーブ】完結
次章【影に潜む者】開始
文字数とか色々稼げるから案内編って便利だ(?)











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!