第6話

5話
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2025/10/08 03:58 更新










みこと
という訳でやって来ました学校案内編!
みこと
案内役はみこと、案内される側は花崎くんでお送りいたします!
花崎はなざき こえ
先生さっきから様子が変ですよ?大丈夫ですか?
みこと
俺な、一昨日から徹夜してんねん
花崎はなざき こえ
絶対それじゃないですか
みこと
おかしいな…いつもはこんな事ないんに
みこと
気が抜けたんかな?
そもそも徹夜してる時点でおかしいと思う
みこと
まぁこの話は置いといて学校案内に行きますか!
花崎はなざき こえ
これ絶対置いといたらダメなやつ
みこと
濃い接待おいどんタコアイス?
花崎はなざき こえ
本格的にヤバいやつかもしれない
言葉の原型がなくなる程聞き間違えるという事は相当疲れているのだろう
生活に支障が出る前に寝てほしい





みこと
まずここが昇降口
みこと
ここの学校は昇降口が3つあるけど、向こう側から初等部、中等部、高等部ってなってて
みこと
花崎くんは高等部やから今俺らがおる所ね!
花崎はなざき こえ
あれ、下駄箱とかないんですか?
みこと
ここにはそういうのないで
花崎はなざき こえ
ないんですね…
みこと
あ、ここからはなるべく静かにな?
みこと
授業中やから
花崎はなざき こえ
分かりました





みこと
ここが高等部の教室がある場所な
花崎はなざき こえ
結構あるんですね…
みこと
高等部の子達だけでも結構な人数おるからなー
みこと
因みにここの校舎全体が高等部の敷地
花崎はなざき こえ
えっ
花崎はなざき こえ
この…3階建ての建物全部…?
みこと
あそこの渡り廊下を渡った先は中等部の校舎やけどな
みこと
で、中等部の校舎の先にある渡り廊下を渡ったら初等部の校舎があるで
もう一度言おう、建物の大きさは読者の想像に任せると言ったがデカいのだ
みこと
それであそこの海の上にあるのが…
あれ!?みことくんやん!!
なんでここにおるん!?もしかしてサボり!?サボりだな!?!?
みことが学校案内をしていると突然、角からひょっこりと高身長で見た目に反して声が可愛い男性が出てきた
みこと
違うよ!!花崎くんの学校案内!!!
花崎くん?
みこと
ほら!いるまくんが言いよった子!
みこと
転入生の!!
…………
あー!!!!あの子か!!!!!
そういやみことくんも言ってたな!!!!
みこと
なんでこさめちゃんは忘れてるんよ
みこと
会議でも言ってたんに…
雨乃 こさめ
いやぁー…こさめってばうっかりさん☆
みこと
いるまくんに言いつけようかな
雨乃 こさめ
やめて下さいお願いします
花崎はなざき こえ
こえは思った
うん、どちら様?????
みこと
あっ、ごめんな花崎くん
みこと
この人は雨乃こさめって言って、俺と同じここの教師
みこと
こさめちゃん、この子が例の花崎こえくん
花崎はなざき こえ
花崎こえです
雨乃 こさめ
始めましてこえくん!!
雨乃 こさめ
ここの教師やってる雨乃こさめでーす!!
雨乃 こさめ
よろしくな!!
花崎はなざき こえ
よろしくお願いします
みこと
そういえばこさめちゃんはなんでここにおるん?
みこと
こさめちゃんの方こそサボりとちゃうん?
雨乃 こさめ
サボってないもん!!!
雨乃 こさめ
貰った資料を部屋に運んでるとこ!
と言いながらこさめは手に持っている段ボールに目線を移す
意外と大きい
みこと
いつもは部屋の前に置いてもらってなかった?
雨乃 こさめ
住所ミスってやつよ
みこと
住所ミス…?
そんな話をしていると周りがざわついているのに気が付いた
Mob.
ねぇあそこにいる赤髪の人って誰なのかな?
Mob.
見た事ない人よね
Mob.
え!?誰誰!?
おそらく先ほどのこさめの声の大きさが原因だろう
授業が終わったであろう生徒達からとてつもない注目を浴びている
なんなら道を塞がれている為身動きが出来ない
それに気付いたみことがこさめに問い詰める
みこと
こさめちゃんのせいで皆集まって来ちゃったやん!!
雨乃 こさめ
ごめん!!!!!
文章では伝わらないだろうがとても申し訳なさそうにしている
雨乃 こさめ
お詫びにこさが送るよ!!
雨乃 こさめ
どこに送ったらいい?
みこと
どうしよ…あとは模擬戦海場だけなんやけど…
みこと
今の時間帯やと混むよな…
察しのいい読者なら分かるだろう
生徒がここに集まっているという事は今は休み時間
そう、沢山の人が廊下を行き来する時間帯なのだ
どうしたもんかと考え込むみこと
その様子を見てこさめが意見を出す
雨乃 こさめ
ならこえくんには申し訳ないけど今度行く時に説明したら?
みこと
うぇ…でも…
花崎はなざき こえ
僕もそれで大丈夫です
花崎はなざき こえ
ここまで丁寧に教えてもらいましたし、場所もここから見えるので
雨乃 こさめ
こえくん本人がこう言っとるんよ?
雨乃 こさめ
こさめら教師がその意見を尊重せな
みこと
そうやな…
みこと
じゃあ寮の北棟でお願い
雨乃 こさめ
おっけー!
雨乃 こさめ
そうと決まれば移動するでー!!
雨乃 こさめ
2人はなるべくこさに近寄ってな!
そう言うとこさめの足元に水色の魔法陣が現れた
雨乃 こさめ
あ、そうだ
そう言いながらこさめは周りにいる生徒達の方へ視線を向ける
雨乃 こさめ
ここ廊下で移動の邪魔する子達は後でいるま先生に報告しとくな?
と満面の笑みで言う
だがその笑顔は可愛いというより怖い
なんなら凄く怖い
こさめはその笑顔を最後にその場から消えた
勿論こえとみことも
こさめが使った転移魔法で
そしてその場に残された生徒達は「終わった」とでも言いたげな顔をしている










雨乃 こさめ
よーし、無事到着!!!
そんな生徒達の心情とは裏腹に、元気よく言うこさめ
花崎はなざき こえ
あれ、ここ僕の部屋の前…
雨乃 こさめ
せやでー!
雨乃 こさめ
北棟って事はこえくんの部屋に戻るんやろうなーと思って
みこと
こさめちゃんってこういう時は感いいよな
雨乃 こさめ
みことくん…???
流石におかしいと思ったのかこさめがみことに疑いの目を向けてた
雨乃 こさめ
みことくん…変な薬でも飲んだ?
みこと
飲んでないよっ!!!
花崎はなざき こえ
あ、そういえば一昨日から徹夜してるって言ってましたよ
雨乃 こさめ
え?
みこと
花崎くん!?
雨乃 こさめ
一昨日から徹夜…
雨乃 こさめ
え?
まるで信じられないといった顔で言葉を発する
雨乃 こさめ
とりあえず…みことくんはこさめと一緒に来てね
みこと
…はい
傍から見るといたずらした犬を怒る飼い主と怒られてしょんぼりした犬のようだ
みこと
あ、花崎くんは荷解きとかしといてな?明日から学校やから
花崎はなざき こえ
え?今日は?
みこと
流石に今日はお休みよ
みこと
今朝来たばっかりなんやし
雨乃 こさめ
あ、でも荷解きの前にお昼食べた方がいいと思う!!
雨乃 こさめ
今の授業が終わったら凄い混むから!
時間を確認すると11時13分
4時間目の授業は始まったばかりだが、授業が終われば食堂に沢山の人がなだれ込んで行くだろう
人混みに揉まれるのはごめんだ
花崎はなざき こえ
なら先にお昼ご飯食べてから荷解きします
雨乃 こさめ
ん!そうしな!
みこと
あ、花崎くん!
みこと
迷惑じゃなければお昼一緒にいい?
花崎はなざき こえ
えっ
雨乃 こさめ
あー!!みことくんばっかりずるい!!!
雨乃 こさめ
こさめも一緒に食べたい!!!!
花崎はなざき こえ
…僕でよければ
雨乃 こさめ
やったー!!!!!
雨乃 こさめ
じゃあこさは部屋にこれ置いてくるから2人は先に行ってて!!
みこと
はーい
みことからの返事を貰うとこさめは先ほどと同じように足元に水色の魔法陣を出し、そのまま部屋に行った(転移魔法で)





ここからはもう書くのに疲れたので段落メインで説明しよう
 
そのあと2人共が食堂に到着したのと同時にこさめがビニール袋を片手に持ちながら早歩きでやって来た
みことからは
みこと
食堂に来る時は使わなかったんやね、転移魔法
みこと
部屋に行く時使ってたから来る時も使うのかと思ってたよ
最初、こえと話していた時の元気は何処に
雨乃 こさめ
みことくんってこんな人やったっけ…
多分寝れば元に戻ると思う
 
そのまま話しながら3人はお昼ご飯を食べる
こえはいちごサンド、みことはアボカドサンド、こさめはフルーツサンドと自前のスルメイカ
みことはもう見慣れた様子だが、こえは若い先生がスルメイカを満面の笑みで食べているのにギャップがありすぎて思わず2度見する
花崎はなざき こえ
え…?
訂正しよう、2度見だけではなく声も出ていた
 
そして作者の特権で食事シーンを飛ばし、先生達は午後の授業があるからと食堂を出た所で別れた
こえはそのままなにも話す事なく部屋に着き、みことから渡されたカードでドアを開けて部屋に入る
 
部屋には必要最低限の家具と今日持って来た荷物があった
花崎はなざき こえ
…荷解きしないと
閉めたドアの前に突っ立っていたこえはそう言いながら靴を脱ぎ荷解きに取りかかった
 
荷解きがほぼ終わったので近くに置いた時計を見るともう夕方だった
残りは必要な時にしていけばいいだろうと思いベッドに横になった
流石に数時間ぶっ通しでするのは疲れた
おそらく晩ご飯の時間になるまではベッドから降りないだろう
そしてそのままなにも話す事なく時間だけが過ぎていった
なんなら食堂が閉まる10分前まで過ぎていた
それに気付いたこえは早歩きで食堂へ向かった
 
食堂に着いたのは3分前という微妙と言えばいいのか分からない時間
流石にこの時間帯で食堂に入るのは気が引ける為、売店でいちごミルクとドーナツといちごを買った
ドーナツ以外がいちごなのは飲み込んでくれ
売店のおばちゃんには「見ない顔だね?」なんて言われた
そりゃそうだ、だって今日来たんだもん
取りあえず今日から通う事になった事を簡単に説明し「よろしくお願いします」と挨拶をした
おばちゃんは「よろしくねぇ」と友達と話す感覚で言われた
流石おばちゃん、凄い気さくだ
そのまま会釈し部屋に戻り買った物を食べた
 
そのあとはお風呂に入ったりやる事を済ませ、ベッドに潜り込んだ
花崎はなざき こえ
…明日から学校か
花崎はなざき こえ
…大丈夫かな
そう言い残し、こえの意識は夢の中へ










第一章【枯れたオリーブ】完結
次章【影に潜む者】開始

文字数とか色々稼げるから案内編って便利だ(?)

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