グイっ
と腕を引っ張られ
スポッと
ジェシーの胸の中に
収まってしまった………
何が起きたのか
分からずにいると……
耳元で……
耳元で言われて
体がゾクゾクした
大きな胸に抱きしめられて
いい匂いがして
いい声
欲情してしまった……
そして、返事の代わりに
目一杯背伸びをして
ジェシーの唇に
キスをする
チュ……
チュ…
チュ……
軽いキスを何回もしている内に
ジェシーの舌が
唇を割って
入ってくる
お互いに
舌を絡めていく
気持ちイイ
キス………
酸素が欲しくなって
ジェシーの胸を
ドンドンと叩くと……
やっと唇を離してくれた
唇が離れると
もぅ、どっちのか
わからない
糸が………
そう言って、手を繋いで
着いていくと
寝室………
なんか急に
ベットを見て
我にかえる……
ドサッ………
思わず目を瞑ってしまって
開けると
すでにジェシーが
私に被さっていた……
その目は
私を欲しがってる
のが分かる位
そして、
また深い深い
キスをしてくる………
やっぱり
気持ちよくなって
受け入れてしまう
いつのまにか
ジェシーの手は
私のブラウスの
中に入ってて
ブラのホックを
外される……
右手で胸の先端を
指で転がされたり
摘んだりして
刺激が襲ってくる
いきなり
手を止めて、
起き上がると
ベットの脇に
立たされた
ジェシーも立って
そうして
ジェシーの手を止めようとするけど…
細く長い指が
ブラウスのボタンを
一つずつ
外していく………
綺麗で
月明かりで見る
その手は
いやらしさを
誘う……
月明かり?
恥ずかしいのに
なぜか
見つめられると
逆らえない……
ブラウスがパサッと
床に落ちて
紐だけで
かかっているブラ
を取られる
ジェシーは
ベット脇に座り
手が腰に伸びてくる
スカートのフックが
パチンっ
ファスナーの
ジィーと下される音に
ビクッとしてしまう
そんな言葉にも
反応してしまう
パンツの紐に指を
かけられ
下される………
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!