前の話
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「エラアアアアアアア!!」
「うるせええええええ!!」
「もー、どっちもどっちでしょ!」
僕はあははと笑いながらそこにいるskeletonにさりげなく焦点を合わせて…
「実は今日、お土産を持って来ました~!」
「…おみ、やげ…?何かあるのか?」
と、Errorが予想通りの反応をしてくれたので僕はスムーズに本題に入る。
「うん!それはね~…」
「てれれてれれてれれてれれ…ごまだれ~!…………ご◯ぃばのチョコとその飲み物持ってきたよ!一緒に食べよ!」
「許可する」
「何で一言だけなの~!?」
まあ、そんな感じで…
エラーと会って、おはなしして、エラーから固い言葉を返されて、それに突っ込んで…
その繰り返しを沢山してる。
でも何故だか飽きない。鬱にならない。
だから暇な時、寂しい時はエラーの住処…「anti-void」に来ている。
そしてご◯ぃばを食べ…
「ふぅ~!ごちそうさま!」
と言ったら、
「相変わらず声がでけーよ」
とお小言を言われた。
なんで!?
そしてその後も話し続け…
笑ったり、怒ったり…
「…じゃあ、また来るね!」
…またanti-voidに来ることをケツイした。
帰って。
「…あれ?」
僕は何かに気付いた。
「なんで僕、心の底から笑ったり怒ったりしてるんだろ」
僕はsoulless。何も感じない筈なんだ。
…インクを飲んでいるから?
…僕はエラーと戦った時、ソウルレス状態だ。
それでも君を殺したい、って感情が沸き上がってくる。
無いタマシイが君に応えている。
「なんで…どうして」
「違うのに。違うはずなのに。」
「君といると、僕はどうにも狂ってしまうみたいだ。」
もう僕は「僕」ではない?
よくわからない。
でもこの出来事も所詮、誰かの創作物。僕の意思ではない。
「…はは。期待して損したみたいだ。」
一生届かない物に手を伸ばすなんてことは無駄みたいだ。
見せられて、取ろうとして、隠される。
今日も誰かに遊ばれている。
僕は誰かの遊び相手であり、ツクリモノ。
きっと君も僕を駒にする一人だと思うんだ。画面奥のそこの第三者。






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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。