第110話

- 「好きになった理由」-
143
2026/06/07 05:20 更新
——まだ、
付き合っていた頃。
ある日の
なにわ男子の楽屋。
ーーー
仕事の合間。
メンバーたちはソファでのんびりしていた。
ーーー
埜愛も、
ヘアメイクの仕事を終えて休憩中。
ーーー
すると突然。
高橋恭平が言った。
ーーー
𝒌𝒚𝒐𝒉𝒆𝒊
𝒌𝒚𝒐𝒉𝒆𝒊
そういえばさ
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
ん?
𝒌𝒚𝒐𝒉𝒆𝒊
𝒌𝒚𝒐𝒉𝒆𝒊
謙杜って、
いつから埜愛ちゃん好きやったん?

ーーー
楽屋、
一気に静かになる。
ーーー
𝒌𝒂𝒛𝒖𝒚𝒂
𝒌𝒂𝒛𝒖𝒚𝒂
それ聞きたい!
𝑫𝒂𝒊𝒈𝒐
𝑫𝒂𝒊𝒈𝒐
確かに

ーーー
埜愛もびっくり。
ーーー
𝑵𝒐𝒂
𝑵𝒐𝒂
え?
ーーー
謙杜、
固まる。
ーーー
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
なんで今その話!?
𝑹𝒚𝒖𝒔𝒆𝒊
𝑹𝒚𝒖𝒔𝒆𝒊
聞きたいから笑

ーーー
メンバー全員、
ニヤニヤ。
ーーー
逃げられない。
ーーー
𝑱𝒐𝒊𝒄𝒉𝒊𝒓𝒐
𝑱𝒐𝒊𝒄𝒉𝒊𝒓𝒐
言えや〜!

丈一郎まで参戦。
ーーー
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
丈くんまで!?

ーーー
埜愛も少し照れていた。
ーーー
𝑵𝒐𝒂
𝑵𝒐𝒂
別に言わなくても……
ーーー
すると。
大吾が即ツッコミ。
ーーー
𝑫𝒂𝒊𝒈𝒐
𝑫𝒂𝒊𝒈𝒐
埜愛ちゃんも聞きたい顔してる

ーーー
図星。
ーーー
𝑵𝒐𝒂
𝑵𝒐𝒂
してない!
ーーー
でも少し気になる。
ーーー
謙杜は頭をかく。
ーーー
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
えぇ……

ーーー
なにわ男子
なにわ男子
言え言え!

ーーー
メンバー大盛り上がり。
ーーー
観念した謙杜。
ーーー
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
……幼稚園くらいから
𝑵𝒐𝒂
𝑵𝒐𝒂
え!?

ーーー
埜愛、
目を丸くする。
ーーー
𝑵𝒐𝒂
𝑵𝒐𝒂
そんな前!?
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
うん

ーーー
メンバーも驚く。
ーーー
𝑹𝒚𝒖𝒔𝒆𝒊
𝑹𝒚𝒖𝒔𝒆𝒊
長っ!
𝒌𝒂𝒛𝒖𝒚𝒂
𝒌𝒂𝒛𝒖𝒚𝒂
すごいやん!

ーーー
すると謙杜は、
少し照れながら続けた。
ーーー
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
昔から優しかったし
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
転んだ子がおったら助けるし
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
困ってる人放っておけへんし

ーーー
埜愛、
恥ずかしくなる。
ーーー
𝑵𝒐𝒂
𝑵𝒐𝒂
覚えてない……
ーーー
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
俺は覚えてる

ーーー
即答。
ーーー
楽屋、
なにわ男子
なにわ男子
おぉ〜!

ーーー
謙杜はさらに話す。
ーーー
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
あと

ーーー
𝑵𝒐𝒂
𝑵𝒐𝒂
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
笑顔

ーーー
埜愛、
フリーズ。
ーーー
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
笑った時の顔、昔から好きやった

ーーー
メンバー、
大騒ぎ。
ーーー
なにわ男子
なにわ男子
うわぁぁぁ!!
𝒌𝒚𝒐𝒉𝒆𝒊
𝒌𝒚𝒐𝒉𝒆𝒊
少女漫画やん!

ーーー
丈一郎、
頭抱える。
ーーー
𝑱𝒐𝒊𝒄𝒉𝒊𝒓𝒐
𝑱𝒐𝒊𝒄𝒉𝒊𝒓𝒐
聞くんじゃなかった……

ーーー
大爆笑。
ーーー
でも。
謙杜は真剣だった。
ーーー
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
一緒におると楽しかったし

ーーー
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
気づいたら探してた

ーーー
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
気づいたら好きになってた

ーーー
埜愛、
真っ赤。
ーーー
𝑵𝒐𝒂
𝑵𝒐𝒂
もうやめて……
ーーー
顔を隠す。
ーーー
𝑹𝒚𝒖𝒔𝒆𝒊
𝑹𝒚𝒖𝒔𝒆𝒊
可愛い笑
𝑹𝒚𝒖𝒔𝒆𝒊
𝑹𝒚𝒖𝒔𝒆𝒊
埜愛ちゃん照れてる!
ーーー
その時。
恭平が聞く。
ーーー
𝒌𝒚𝒐𝒉𝒆𝒊
𝒌𝒚𝒐𝒉𝒆𝒊
じゃあ決定的な理由は?

ーーー
謙杜は少し考える。
ーーー
そして。
埜愛を見る。
ーーー
優しく笑った。
ーーー
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
一緒におる時の自分が好きやったから

ーーー
静かになる楽屋。
ーーー
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
埜愛とおると自然に笑えて

ーーー
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
無理せんでよくて

ーーー
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
ずっと一緒におりたいって思った

ーーー
埜愛の目が少し潤む。
ーーー
𝑵𝒐𝒂
𝑵𝒐𝒂
……ずるい
ーーー
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
𝒌𝒆𝒏𝒕𝒐
なんで?

ーーー
𝑵𝒐𝒂
𝑵𝒐𝒂
そんなこと言われたら嬉しいやん

ーーー
謙杜は少し照れながら笑った。
ーーー
するとメンバーたち。
ーーー
なにわ男子
なにわ男子
ごちそうさまでしたー!

ーーー
𝒌𝒚𝒐𝒉𝒆𝒊
𝒌𝒚𝒐𝒉𝒆𝒊
甘すぎる!

ーーー
𝑫𝒂𝒊𝒈𝒐
𝑫𝒂𝒊𝒈𝒐
退散退散!

ーーー
楽屋は大爆笑。
ーーー
でも。
幼なじみだった2人が、
恋人になれた理由は——
きっと。
特別な出来事じゃなくて。
長い時間の中で積み重なった、
たくさんの「好き」だったのかもしれない。💛✨

プリ小説オーディオドラマ