いつもの一時
いつもの日々は、簡単に過ぎていく
そこから、4年後
妹様は5年生
お嬢様は中学3年生
私はずっと読み聞かせを続けています
毎日忙しいですけど
お嬢様と妹様に褒めて貰えるので、
頑張って良かったと毎日思えます
さてと、もうすぐで紅魔館
お嬢様達が待っている
はずでした
私が見た光景は
紅魔館があるべき場所が
真っ赤な炎で覆われているところでした
お嬢様は?
妹様は?
パチュリー様や美鈴は?
小悪魔や妖精メイド達は?
皆さんこの中に居るのに!?
なんで燃えてるんですかッッッ!?
パチュリー様、パチュリー様がいるなら大丈夫なはずッッッ!!!
パチュリー様は水魔法が使えますしッッッ…!!!
美鈴も中に居るので、大丈夫ッ…!!!
ヒーローなら、一緒に助けに行くと思ってました
私を止めるぐらいですし
お嬢様達を助けてくれると…思ってたのに…
それなのに…ッ!!!
ヒーローから帰ってきた返事は
何故?自分の命の方が大事なんですか?
どうしてヒーローをしてるんですか?
なんで助けにも入ろうとしないのに
お嬢様達を死んだと決めつけるんですか?
何故?
_______被害が拡大しないように食い止めるぞ!
何ですか?
紅魔館はもう…諦めるって言うんですか?
そんな…
…は??
震える声
揺れる瞳
そんなあなたに放たれた言葉は残酷だった
"諦める"
遠回しでそう言ってるのが分かった
嗚呼…
ヒーローには失望した
※この頃のあなたは3~5秒しか時を止められないと思っててください












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!