まるでドラマや映画のような恋
見惚れてる間に恋行きのベルが鳴った
暖かい夕暮れの日に照らされている
君の後ろ姿だけが伸びているようで
僕はまだ子供だね
何をしていても君だけが木霊して
初めて気づいたこの想いは何?
これも思い出になるならこのまま話さないで
「ごめんね」
できれば近くにいて欲しかったんだ
まるでドラマや映画のような恋
このまま気づかないで欲しい
今はこの関係のままで
お願いまだ近くにいて
冷たい冬の昼間は十二時の太陽から
照らされてこちらを見ているだけで
胸が爆発寸前
どうしても言えないから結局初恋の終わり方は
これがお似合いだ
初めてをいつまでも引きずって
これも語り話になるくらいならもう振り向かないで
「ごめんね」
隣に並んでいるだけでもよかったんだ
まるでドラマや映画のような恋
この想いに振り向かないでくれ
この一瞬だけでもいいから
隣で笑っていたい
最後は「ありがとう」で終わらせようよ
時を見計らったように恋の電車が発車した












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。