第77話

亜嵐 ~2~
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2021/04/07 10:49 更新


~あなた~


好きな食べ物は?


ダンス歴どんくらい?


俺あなたちゃんのダンス好きなんだよねー。


あ、これめっちゃうまいよ!


てかさー、この前隼がさー、


・・・などなど、さっきから亜嵐くんのマシンガントークが止まらない。
結局端っこになった私だけど、ゆっくりなんてしてられなくて。
ほんと、なんで亜嵐くん、こんなに私に構ってくれるんだろう。
私じゃない方のお隣さんもいるのに。

上手くお返事できない私に嫌気がさしながら、さっきから少し気になる視線。


亜嵐
亜嵐
あなたちゃん?どうしたの?
あなた
・・・っあ、ごめんなさい、


部屋の端っこと端っこなのに、
カナちゃんからの視線が痛い。

勘違いかなって思っても、むこうを向くと必ずこっちを見てて。


・・・ほんと、ごめんなさい、、


隣のこの方は気づいてるのかわからないけど・・・・・・。






亜嵐
亜嵐
ねーね、あなたちゃんさぁ、俺の名前全然呼んでくれないじゃん。

お酒も回っているのか、ちょっと拗ねたような亜嵐くん。

確かに、心の中では 亜嵐くんって呼んでるけど、本人に言ったことはない。
けど、改めて言う程でもないし、恥ずかしい。

会話の流れで言おうと決め、またもや苦笑いで流した。











亜嵐
亜嵐
あなたちゃん、送るよー?
あなた
亜嵐くんは送られる側ですよ、っ


お酒の力もちょこっと借りて、初対面のときからは考えられないくらい仲良くなった私たち。
送るよー。なんて言ってる亜嵐くんはもうヘロヘロで、とてもじゃないけどそんなの不可能。



見かねたマネージャーさんが送ってくれることになり、大きな車に私まで乗せてもらった。


そんな時聞こえたのは、マンガやアニメでよく見るセリフ。







〝なんであいつが亜嵐くんと一緒なの?〟

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