悪役は中島凪斗というオリキャラにしました
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地面に這い蹲るように寝転がされていると
1人の男の声が聞こえた
ドカッ
聞いたことないような衝撃音とともに
山田さんの話し声が途絶えた
返事はない
意識が飛ぶ前に体が浮いた
それからは何もわからない…
そんな声が私を闇に誘うように聞こえた
一瞬にして目を覚ます
私の一瞬は『一瞬』と呼ぶには長過ぎたようだ
彼は悪い笑みを浮かべ私を牢の地面へと叩きつけた
私は恐怖というものを
今日、改めて実感したのかもしれない
私の首に伸びる手を払いのけることはできない
頭を撫でられたが震えが止まらない
それに私の心には恐怖が渦巻いていた
誰かにこの恐怖が届いてほしいと願いながらも
どこかで諦めていた
吸血の痛みに助けを求める本能から声をあげる
しかし、助けの声が誰かに届くこともないまま消えていった
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!