赤くなったと思ったら、大きい円が次々と線を出し始めた
線と線が結びつき、魔法陣となった瞬間、謎の人物が出現した
銀色の三つ編み。全体的に赤い服装。なにより特徴的なのは、半分赤、半分黒で、笑みを浮かべている仮面だ
キャラが痛いときのちよは思った。多分その場の全員がそう思った
ロルと言う者は、突如、手の上から赤く輝く剣を召喚させた
ファンタジー物語に出てきそうなほど、現実では有り得ないことが起きている
マーチィたちは武器も持っていない、手ぶら状態だ
ロルは急速にあかいに近づき、召喚した剣であかい方面に振りかざす
振りかざす速度は尋常じゃないほど速く、振りかざす姿はとても華奢だ。見た目からは少女で、とても剣を振り回すとは思えない
いきなり攻撃を仕掛けられたことで、キレだすマーチィ。当り前だ
どうやらロルという少女は、最初にあかいに目をつけたらしい
あかいは顔は無表情だが、どこか挑発しているように見える
それを見極めたのか、若干不機嫌そうに言った
このまま剣で突かれるのは時間の無駄だ。どうにかこの状況を打開しないとやられてしまうことだろう
なんとか止めないといけないとマーチィは思った
そのとき
かなり衝撃的な言葉だった。武器も持っていない状態でどうするのだろうか
ロルが斬り付けようとした瞬間─
キンッと、金属音が響き渡った
表情は分からないが、音程で嫌そうなのが伝わってくる

あかいが攻撃をし返そうとした瞬間、ロルの上に複数の剣が召喚された
剣があちらこちらに飛び散る。壁や床にぶつかる度に金属音がする
二人の近くに剣が刺さった。危うく足に突き刺さるところだった
かにかまは刺さっている剣を見つめる
あかいとロルが戦っているとき─
一瞬でかにかまがロルの後ろに突いた。手には先ほど突き刺しそうになった剣をして
かにかまを激しく突き放した瞬間、ばにらがロルの背後を取った
だが、すぐさま後ろを振り返り、剣で自身を庇った
ジリジリと、剣と剣が当たり合う音がしている
あかいは傍で刺さっている剣を見る
ロルがばにらを払い、剣を召喚しようした隙に、こたろーがロルを殴った
見事当たり、ロルはそのまま転びんだ
見上げたときには、前にマーチィたちが立っていた
続く...
動画バージョン↓












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。