目覚めるとそこは
お花畑だった。
あー、私、ダメだったんだ。
あの後死んだんだ。私。
ごめん。日向。ごめん!!
お花畑を歩く。
先にぼんやり見えるのはーーーー
オレンジ色の頭の少年
さき)…ぁあひ、
さき)日向ぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!
その少年はゆっくりこちらに振り向いて
目を見開いた。
少年)…、、さ…き?
さき)間違いない。日向…だよね……、
日向)うん。さき。久しぶり。
日向を見ると涙が出てきた。
やっと会えた。
だって、
今日、会うって。
約束していたもんね。
さき)今日、何の日か覚えてる?
震える声で言う。
日向)うん、もちろん、今日、約束してたもんね。
先に死んでごめんね。
さき)うぅぅわぁぁぁぁー!!会いたかったよーー!
日向)俺も、会いたかったよ
日向を見るとーー
彼は静かに泣いていた。
これからーー
一緒に過ごそうね。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!