いつの日か、大昔のこと。
妖精と人間がそれぞれの世界を治めてたんだって。
世界をまとめた2つの種族はとっても仲が悪くて、
世界は完全に分断されてたの。
「妖精を倒しちゃえばいいじゃん」って?
そうもいかないの。
妖精は魔法を持ってた。
人間じゃ夢でしか見れないような素敵な魔法を。
燃え盛る炎や花に滴る水、
のびのびと育つ木々に
世界を守る風。
誰かの傷を癒す魔法だって。
人はそれに敵わなかった。
たとえどんな種族よりも優れた頭脳を持とうと、
長寿で力のある妖精族には歯も立たなくて。
「じゃあなんで私たちは
生きてるの?」って、もう、
それはこれから話すんじゃない。
妖精と人間を繋いだある物があったの。
まるで魔法みたいな、世界を変えた1つが___











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。