※gremを少し
※最後まで見て🥺
目を開けると、自分の部屋の天井が見えた。
医務室でも病院でもない、自分の部屋…。
誰かが運んでくれたのですね。
とても嬉しい。自分の部屋の香りに酔い惚れる(実際は酔っても惚れてもないです)。
そう言って本棚から一冊手に取る。
最近忙しいかったので本なんて読めなかったから。病院にいるときもただ寝て過ごすだけでした。
ベッドに転がり本を開く。
1ページ…2ページと読み進めていく。
いつのまにか私の隣にグルッペンが寝転んでいた…。なんで気付かなかったの私…。
仰向けで寝転ぶ私に馬乗りする彼。
本は取り上げられベッドの隅に置かれる。
やばいやばいやばい顔が見れない。
なんだこれどうなってんの。
グルッペンが背中を倒し私と顔が近くなる。
あぁ、なんでそんなかっこいいんだよ。
そう言い私の腰をつっーと撫でる。
…え?もしかして…、
私の頬に手を添え、グッと顔を近づける。
唇が当たって、舌が入ってくる。
右を見ると結構な人数でお出迎えされていた…。
あーー!!なんでいるの!!恥ずかしいから来ないでよ!!!
トントンさんの合図で皆さんがグルッペンに襲いかかる。
グルッペンは引きずられ部屋を追い出された。
そんなの一つしか答えはないだろう。
皆さんは私のことが好きなんでしたね。
なんで涙が溢れるんだろう。
自分の口から出た言葉なのに。心の隅の隅できっと思っているはずなのに。
"殺されかけた"
それがトリガーで涙が止まらなくなった。
過ぎたことだし無理やり忘れ去ろうとしたのに。なんでこういうときに思い出すんだよ
立ち上がってグルッペンに抱きつく。
「「「愛してるエーミール!!」」」
※番外編
やっと!!!書き終わった!!!
書いて話考える…書いて話考える…ってのを繰り返してたらこんなバカっぽいストーリーになりました。
badendにしたかったけど万人受けしないのでやめました。あとbadendだとemが死にそうなんで!
完結2個目!やったぁー
というわけでここまで読んでくれてありがとうございました☺️
またねー
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。