第6話

神であり人間
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2026/01/26 13:40 更新
神崎 由斗
神崎 由斗
ん......なんだ寝ていたのか
おそらく誰かが運んでくれたのだろう。
ご丁寧に布団までかけてある。
神崎 由斗
神崎 由斗
まだこんな時間なのか。
だいぶ早くに起きてしまったようだ
時計は4:00を指している
神崎 由斗
神崎 由斗
二度寝は無理そうだな
神崎 由斗
神崎 由斗
散歩にでも出かけるか
そう言って身支度を始める。
すぐに終わったようだ
神崎 由斗
神崎 由斗
...朝はやっぱりいいな
そう独り言をこぼす
神崎 由斗
神崎 由斗
寒いな
肩を震わせる
朝は朝でも冬の朝だ。
相当冷え込んでいる。
はぁ、何をしているんですか?
こんな早い時間にこんなところで
神崎 由斗
神崎 由斗
......歌仙さんですか
どうかしました?
そういえば鋭い眼光で睨みつけてくる。
僕はそんなに悪いことをしてしまったのかな?
いや、したつもりはないのだが
歌仙兼定
どうしたも何もなんでここへ来たんだい?
僕らとしては要らなかったのだが
神崎 由斗
神崎 由斗
こっちも命令があってね...
審神者がいないと本丸が保てないから...
はぁ、少々めんどくさそうな男士に絡まれた
静かな朝の散歩は諦めた方がいいかな
神崎 由斗
神崎 由斗
...よく歩けるね、足引きずってるでしょ
怪我、大丈夫?
歌仙兼定
...よくわかったね
あいにく刀の手入れをしてもらわなければ、これは治らないからね
神崎 由斗
神崎 由斗
お手入れする?
歌仙兼定
悪くはないね。
神崎 由斗
神崎 由斗
じゃあ移動しようか
そう言って縁側から立ち上がる
どう移動すればいいものか、、、
力には自信があるから持っていけるかも、、、
だが相手は刀剣男士だからな、筋肉によって相当重いかも
神崎 由斗
神崎 由斗
手を貸してください
歌仙兼定
...え?
神崎 由斗
神崎 由斗
えっと、肩に手を回して一緒に手入れ部屋まで行きましょ?歩いても痛みませんか
歌仙兼定
あぁ、大丈夫だよ
そのやりとりを終わらせて手入れ部屋までゆっくりいく
着いたら、背もたれ、肘掛けのない椅子に座らせ、
上半身、下半身の手当てをしていく。
思ったより足が腫れていたようで、とても痛々しい見た目である。顔こそ傷が少ないもののお腹あたりにアザが多い。
神崎 由斗
神崎 由斗
傷には消毒をするので少し痛むかもしれません。
あと薬も塗ります。そしてその上からベタつかないように包帯を巻きます。
歌仙兼定
わかったよ
消毒で顔を顰める様子はなかった。
ただされるがまま、手当を受けていた
神崎 由斗
神崎 由斗
次は刀の手入れです。
刀を貸してくれますか?
歌仙兼定
......わかったよ
渋々、刀を渡してくれた
本体を渡したくないようだ
神崎 由斗
神崎 由斗
ありがとうございます
霊力を込めながら丁寧に刀を鞘から外し
手入れを始める。汚れが多く手入れが行き届いていないのがわかる。すぐに落ちない汚れが多かった。
美しい形を保っていたのは奇跡だと思わせるほどの汚れだった。
歌仙兼定
礼を言うよ。手間をかけさせたね、
神崎 由斗
神崎 由斗
全然これが仕事ですから
私は散歩に出かけますけど、歌仙さんはどうしますか?
歌仙兼定
...着いていこうかな。
着いてきてくれるんだ。まぁ1人では退屈だろうし大丈夫か。いざという時のために刀はあるからね
神崎 由斗
神崎 由斗
じゃあ行きましょうか、
ついでに案内もお願いできますか?
歌仙兼定
案内は...長谷部の方がいいよ詳しいからね
話し相手ぐらいなら申し分ないと思うよ
神崎 由斗
神崎 由斗
じゃあお願いします
親切だな、男士は本丸によって多少性格は変わるらしいけどそんなに変わってないな。少し安心した。
歌仙兼定
朝の静けさはいいものだね
心が落ち着く
神崎 由斗
神崎 由斗
そうですね。
ドタバタしているでしょうしそちらも
歌仙兼定
⁉︎...心配をしてくれるのかい、
前の審神者とは大違いだね
神崎 由斗
神崎 由斗
あなた方は神であり人間
心配するのは普通でしょう
あぁ、どれほどのひどい扱いを受けていたのかはわからない。だって普通そんなこと言わないもん。僕たちの普通はこの人たちにとってはイレギュラーなのかもしれない
神崎 由斗
神崎 由斗
......そろそろ時間ですね、
私は審神者の部屋に戻ります
歌仙兼定
そうですか.......
私も部屋に戻りますね
そうして解散した。早く戻らなければ由羅に怒られてしまう。ほんとなんで散歩なんかしたんだろ。
神崎 由斗
神崎 由斗
ただいま...誰も反応はしないか
こんのすけ
お帰りなさいませ!ご主人様!
神崎 由斗
神崎 由斗
こんのすけ.......起きてたのか
こんのすけ
当たり前です!
審神者を見守るのが私の仕事ですから!
すっごい安心する。これが出迎えられる安心感なのか
神崎 由斗
神崎 由斗
そうだ姉さん起こさないと。
姉さん寝起き悪いし
そう言えば由羅を起こしにいく。
起こすのが時間がかかるのか諦め半分でやっている
神崎 由羅
神崎 由羅
んう、後5分...
神崎 由斗
神崎 由斗
そう言ってずっと寝てるでしょ?
早く起きて!昨日やってなかったお披露目
どうせ今日やるんでしょ?!
少し大きめの声で起こす。
とても姉のことをわかっているのか、先読みまでしている
神崎 由羅
神崎 由羅
はっ!!そうだった!
そろそろ山姥切くんがくる頃だね
神崎 由斗
神崎 由斗
わかっているなら早く着替えて⁉︎
コントみたいな会話をしながら準備を進める
本当に仲がいい双子である
山姥切国広
...主、迎えにきたぞ。
神崎 由羅
神崎 由羅
ちょっと待ってて!
すぐ終わるから!
すごい剣幕だったのか、山姥切国広が引いていいるというか怯えている。一体どこの審神者のせいなのか
まぁさっさと着替え終わればいいんだが
神崎 由羅
神崎 由羅
ごめん山姥切!今終わった!
そう言いながら少し跳ねた長い髪の毛を結って出てくる
後ろで由斗が申し訳なさそうに立っている
神崎 由斗
神崎 由斗
すいませんうちの姉が...
山姥切国広
いや大丈夫だ。
少しくるのが早かっただけだ
山姥切さんが寛容な人でよかった。
ほんとに規律とかを守る人だったら怒られてたよ
反省しているのかな姉さんは
神崎 由羅
神崎 由羅
じゃあ行こっか!大広間へ
山姥切国広
あぁ
神崎 由斗
神崎 由斗
そうだね

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