第4話

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2021/05/02 10:02
『なあッ……番になんねぇ?』
『嫌ですッ……やめてくださいッ……』
『そんな遠慮すんなって……』
『嫌だッ……やめ……』
シルク
はッ……(ガバッ
シルク
ハァッ……ハァッ……
シャッ
シルク
マサイ
あ、おはよ。随分長い間気失ってたな
シルク
へ……
マサイ
ほら薬。部活も一応控えとけだってさ
シルク
ありがとう……
マサイ
いやぁ今日のは強かったなぁ‪w
シルク
わざわざ我慢してもらってごめん……
マサイ
大丈夫だって‪wまだ年齢的に番も早いだろ?‪w
シルク
……だよな…
マサイ
シルク
……俺1回先輩と番になりそうになったことあるんだよ
マサイ
は?
シルク
ちょうど人が来たから番にはならなかったんだけど、
シルク
…なんか……否定した俺が行けないんじゃないかって怖くて……
シルク
マサイは俺が人間不信だから一緒にいてくれてるんだろうけど……
シルク
……俺はただαが怖いだけなんだ……
マサイ
…まあそうだよね
シルク
へ……
マサイ
だってお前ここにいる学校のやつら全員αだけど俺にだけ心許してる感じだしさ
マサイ
絶対他のαに怯えてるってわかるだろ
シルク
……俺がお前だけに心許してるのはなんも思わないのか?
マサイ
俺は反対に嬉しいよ。
シルク
それってどういう……
マサイ
……お前が好きだから?‪w
シルク
…へ、へぇ……?
マサイ
まあそういうこと。じゃあ俺プリント取ってくるから。
シルク
お、おう……
……どういうことだ???

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