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小説
ノンジャンル
きみとの思い出
天使の翼
ラファ
なぁに？ミヒャ
俺の可愛い弟、お前だけは俺を置いていくなよ…
顔を合わせるたびに暴力をふるってきた父親や、病で死んでいった母親のように、
俺を置いていかないでくれ
？、ミヒャをおいていくわけないよ！
ぼくらは死んでもいっしょ！！最初に言ったのはミヒャなんだから…
ミヒャこそ、ぜったいに僕をおいていかないでね！
世の中の汚れを知らないようなキラキラとした目で見つめてくるラファエル。
ああ、俺がラファを置いていくわけがないだろう？
ラファエルといる時間がずっとに続けばいいのに、
お前といると、心の傷が癒やされていくようだ
ラファエル
なぁに、ミヒャ
そろそろ寝る時間だぞ
ほんとだ！じゃあ、いつものね！！
ああ、
俺たちは
ぼくたちは
「『翼をもがれるまで、永遠にあなたを愛します。』」
