第26話

# 花束 【 淀川&月詠&朽森 】
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2026/04/12 01:24 更新

  【  淀川 真澄 】

  淀川 真澄 .
淀川 真澄 .
  おい  

彼は私を呼び止めて、花束を差し出した。
11本の薔薇の花束。真っ赤な薔薇は、不思議なほど
彼の奥の見えない瞳にぴったりだった。

「 記念日、覚えててくれたの?」

  淀川 真澄 .
淀川 真澄 .
  当たり前だろ  
  淀川 真澄 .
淀川 真澄 .
  大層なプレゼントじゃなくて
ガッカリしたか?

「 そんなことないよ 」と言ったら、
彼はいつもと変わらない表情だったが、
なんだか少し嬉しそうだった。
  淀川 真澄 .
淀川 真澄 .
  花言葉とかめんどくせぇから、
特に花に意味はない。
  淀川 真澄 .
淀川 真澄 .
  調べんなよ  




花言葉  ⟡.꙳
真っ赤な薔薇・・・「 あなたを愛しています。 」 「 告白 」
11本・・・「最愛。」

  【  桃華  月詠  】

  桃華  月詠  .
桃華 月詠 .
  やぁ、今日は何の日か覚えてる?  

彼は私に尋ねた。忘れるわけが無い。

「 もちろん!2人が付き合った記念日だよ 」
  桃華  月詠  .
桃華 月詠 .
  覚えてくれていたのかい?嬉しいよ 
  桃華  月詠  .
桃華 月詠 .
  それで、プレゼントがあるんだ。
  桃華  月詠  .
桃華 月詠 .
 少し待っていてくれ  

どこかに行ったと思えば、花束をもって帰ってきた。
  桃華  月詠  .
桃華 月詠 .
  君に。
  桃華  月詠  .
桃華 月詠 .
 あなたの下の名前を想いながら選んだんだ  
  桃華  月詠  .
桃華 月詠 .
  …  気に入ってくれたかい?  
 
10本の綺麗なマーガレットの花束。

彼が選んでくれた花だからなのか、
凄く目を奪われた。ものすごく、綺麗だった。

  桃華  月詠  .
桃華 月詠 .
  気に入ってくれたようで良かったよ  
  桃華  月詠  .
桃華 月詠 .
  じゃあ今からレストランに行こうか  
  桃華  月詠  .
桃華 月詠 .
  ミョリンパ先生の占いには、
愛する人に尽くしなさいと書いてあるしね
  桃華  月詠  .
桃華 月詠 .
  書いてなくても尽くすけど。 



花言葉 ⟡.꙳
マーガレット ・・・ 「 恋占い 」「 真実の愛 」「 信頼 」
10本 ・・・ 「 安心をくれる存在 」


  【  朽森  紫苑  】

  朽森  紫苑  .
朽森 紫苑 .
  ね、今日記念日でしょ?デートいこ?  

驚いた。彼のことだから、
どうせ記念日なんて忘れてると思ってた。
  朽森  紫苑  .
朽森 紫苑 .
  あ、忘れてると思ってた?  
  朽森  紫苑  .
朽森 紫苑 .
  大好きな人の記念日、忘れるわけないじゃん  
  朽森  紫苑  .
朽森 紫苑 .
  こんなに続いたの、あなたの下の名前だけだし  
  朽森  紫苑  .
朽森 紫苑 .
  あ、そうだ。これ、あげる。

そういって彼は、花束を私にくれた。
紫色の花 … 見たことない花だったけれど、美しかった。

「 この花、初めて見た。綺麗 … 」
  朽森  紫苑  .
朽森 紫苑 .
  花言葉とかよく分かんねぇけど  
  朽森  紫苑  .
朽森 紫苑 .
  その花、"  紫苑シオン  "っていうんだって  

  朽森  紫苑  .
朽森 紫苑 .
  …  だから花を見たらいつでも  
俺の事、思い出せるでしょ?
  朽森  紫苑  .
朽森 紫苑 .
  枯らさないで。 
  朽森  紫苑  .
朽森 紫苑 .
  …  ね?  



花言葉 ⟡.꙳
紫苑 ・・・ 「 貴方を忘れない 」「時が経つのを忘れて」「私を忘れないで」



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紫苑さん3連続ですみません

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