第4話

4. 日の差す教室で
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2026/04/27 08:00 更新
朝の教室はまだ少しざわついていた。

そんな教室を横目に、席に向かおうとした私は、椅子の脚に鞄を引っかけた。
めめんともり
わっ…!?
床に倒れ込む寸前、横から伸びた手が鞄を支えた。
iemon
…危ないでしょ、
彼はそう言って、私の頭をコツン、と小突く。
めめんともり
いたっ…
めめんともり
あ、ありがと…
私は心臓の音が煩くなるのを抑えながら顔を上げ、彼を見上げた。
iemon
…どういたしまして
一拍、間が空いて、会話が止まりそうになる。
めめんともり
優しいな…
ただの独り言だった。

リアクションなんて求めていなかった一言に、

彼は返事に困ったような顔をして、

視線を逸らし小さく頷いて言った。
iemon
…ありがと
めめんともり
…//
私はより一層速く波打っている心臓の音を隠しながら席についた。

彼の隣だけ、なんだか暖かくて。

そんな恥ずかしいこと、絶対彼には言わないつもりだけど。

ふと隣を見ると、彼も席について、机の上を片付けているところだった。

気づいてしまった想いを、私はまだ名前にできないままだった。

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