ごめんね題名はふざけるんだ((
きんときside
クソッ
鎖が邪魔だッ
今すぐ助けたいのにッ
シャークんの短刀
ガリン!
ボチャン
ブクブク
なかむッ
なかむはッ初めて
“俺”見てくれたんだッ
みんなッ
ピエロに夢中だった
こいつはきんときなんかじゃない
わかっているさ
でも…主導権はいつだってあいつだった
でも…
俺は一筋の光が見えた
たった数cmの
それでも
丈夫で強い
光の線
それに手を伸ばしてみる
掴んでみる
そうしたら面白いほどに
世界が明るくなった
初めて
いや、久しぶりに
俺が俺として
きんときとして生きてるって思った
楽しかった
嬉しかった
辛さも、悲しさも、嬉しさも、楽しさも
全部全部感じた
それも全て
なかむのお陰だった
きんときを
きんときとして
ピエロの俺じゃなくて
悪魔の俺じゃなくて
全てひっくるめて
全てを愛してくれる
なかむが愛おしくて
泣くのも
笑うのも
死ぬ前に見るのも
全てなかむがいい
だから俺は懸命に泳いだ
俺が手を掴んだ時
なかむの意識はとんでいた
最後にその瞳を見れなくなるのは寂しいけどさ
そう思って
精一杯の力でなかむを押し上げた
反動で俺は海へもっと落ちていく
あぁ
神様
こんな俺を愛してくれた
なかむが
なかむの出会いによって
俺の世界に色をつけてくれた
白尾国のみんなが
こんな俺らを支えてくれた
他の人たちが
せめて
幸せだったと思える人生を歩ませてあげてください
なかむ
最後
俺は聞こえるか分からない声で
俺の体はさらに沈んでいった___
目の前には
パンダのパーカーを添えて
なかむside
ドンッ
き、急に背中痛ッ
あれ?俺…溺れてない…?
てかパーカーは!?
ッ
きんときはッ…?
目の前には
片腕破けたきんときのジャージ
それにシャークんの短刀
俺は赤い目を擦りながら前を向く
出来るだけ早く
コイツを倒す
チャキッ
その瞬間
髪には黒色のメッシュ
目は黒と白のオッドアイ
羽は黒と水色
ジャージを肩にかけ
彼は一言こう呟く
堕天使なかむ降臨☆
雰囲気ぶっ壊しで草












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。