第3話

触れられるたび、壊れそうになる
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2025/07/27 11:00 更新
💙side

宮舘涼太
宮舘涼太
翔太。これ頼んでもいい?
今から収録で…🙏
渡辺翔太
渡辺翔太
もちろん!
収録頑張って!
宮舘涼太
宮舘涼太
ありがとう
その優しい笑顔が眩しく、まるで時間が止まったかのように目が離せなくなる。
涼太が楽屋から出ると我に返った。
渡辺翔太
渡辺翔太
ん、、
俺の涼太に対する気持ちは今までと比べて変わった。
でも涼太は何も変わらず、俺に対してはいつも通り接している。
俺がこんな気持ちになっても、涼太はその変化に気づいてはなさそうで、このように何気なく俺に頼ったり冗談を言ったりしている。

気づいてほしいのかほしくないのか、自分でも分からない。


宮舘涼太
宮舘涼太
『翔太、なんか元気ないな。』
宮舘涼太
宮舘涼太
『翔太、疲れてる?ちょっと休んだほうがいいよ。』



俺を心配してくれるような何気ない一言を思い出し、胸が締め付けられる。
涼太は何も気づいていないけど、俺にとってはその一言が特別に感じるし、それが涼太にとって「普通」であることで少しずつ心が痛む瞬間でもある。
この日、音楽番組のリハーサルの合間にみんなで少し休憩を取ることになった。
涼太はいつも通り他のメンバーと話していたけど、やっぱり胸が少し痛くなるような変な気持ちだ。
阿部亮平
阿部亮平
さくまぁー、そこで飲み物買おうと思ってるんだけど
佐久間大介
佐久間大介
いいねっ!俺も行くー!!
佐久間大介
佐久間大介
舘様!ちょっと自販機行ってくるね!
宮舘涼太
宮舘涼太
うん分かった
あ、佐久間あっち行った。
ラウール
ラウール
翔太くん!昨日のドラマ見た?
渡辺翔太
渡辺翔太
おぉラウ。あれね、見たよ
ラウール
ラウール
まじ面白かったよね!あのシーンとか!主人公の…
やっぱかわいいなラウールは(*^^*)
最近ラウとはこのドラマの話で盛り上がることが多い。
ラウール
ラウール
続き気になる〜!
来週が待ち遠しいよ!
渡辺翔太
渡辺翔太
仕事頑張ったらすぐに来るって笑

プルルル、プルルル…
ラウール
ラウール
、あ、ママからだ。
ごめんね翔太くん!
渡辺翔太
渡辺翔太
大丈夫だよ
ラウはスマホを持って廊下に出ていった。
すると、スマホをいじってた涼太は俺の隣に座った。
その瞬間、自分の中の何かが変わった気がした。
宮舘涼太
宮舘涼太
翔太、これ見てみろよ。
涼太がスマホを差し出してきた。
無邪気に笑いながら、なんでもない話をしてくる。
その声が、なんだか耳に心地よくて、俺は無意識に彼の肩に寄りかかってしまった。

その瞬間、涼太が俺の方を見て、少し目を見開いた。
宮舘涼太
宮舘涼太
えっ?
渡辺翔太
渡辺翔太
え、あ、いや…これは、えっと…
俺は自分がやったことを自覚すると、急に顔が熱くなったのを感じて慌てて距離を取ろうとしたけれど、涼太はさりげなく俺の肩に手を置いて、もう一度スマホを向けてきた。
宮舘涼太
宮舘涼太
大丈夫だよ、翔太。
その優しさが、予想以上に胸をドキドキさせてきた。
涼太の手の温かさが直接伝わってきて、思わず顔を背ける。
渡辺翔太
渡辺翔太
ありがと、涼太。
その言葉を口にした瞬間、涼太が少しだけ微笑んでまた無邪気にスマホを操作し始めた。
俺はその姿を見てまた、心が締め付けられるような気持ちになった。
この気持ちは何回も感じてるけど、なかなか慣れない。

しかも、日に日に想いが強くなってる気がする。
今はグループのメンバーとして、なにより『幼馴染』として一緒に過ごしてきたけど、俺がこの気持ちを抑えられなくなってしまったらその関係が崩れてしまうかもしれない。
その時、ふと思った。


…少しの間、涼太から離れたほうがいいのかな?

リハーサルを再開したときから距離を取ろうとしたが。
渡辺翔太
渡辺翔太
どうしよう。
涼太のことが頭から離れない、
自分にとって彼の存在が大きすぎて、気持ちから逃げることができなかった。
遠くからその彼を見つめてしまう。

このまま崩れてしまうのだろうか。
もう、俺たちの関係が仲のいい『幼馴染』ではなくなってしまうのだろうか。
どうしたらいいのか分からず、変な焦りからかこの日はさっさと家に帰った。









目黒蓮
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