程度のいい音楽と声に
人々の軌跡を見まして
都合のいい希望的観測に
温もりを感じながら
放り出された不安感に
涙を浮かべても
時が私をすり抜けていくから
胸の苦しさを語ろうが
切望と飾られては美談
振り返れば
閉ざされた扉
許されない後戻り
さあどれ、幾億の未来に征かん
何度転んだって愛が生きて
きっと憎めないでしょう
その幼稚さも大事にしたいね
思い出と理想を行ったり来たり
そうやって大人になるんだ
僕らは目まぐるしい世界を
全肯定する勇気で歩こう
眩しい
扉の向こう
未来を想像していた
あの頃の私から
何が聞こえるだろうか












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!