あなたside
体も段々と楽になった私は、
保健室のベッドを下りてドアを開けようと…
した。
隣のベッドから、聞こえるとみられる声。
ここのベッドには一つ一つカーテンがついてるから、
喋ってるのが誰なのかは全くわからない。
そして、とりあえず気まずいしその場から去ったよね。
体育館へ向かいながらも、
さっきの謎めいたヤツが誰なのかを考える。
" さっきのって稲荷崎のヤツっすか "
探偵、シャーロック・あなたの名推理始まりました。














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!