____ スタンリー Side
任務で子供を撃った日
この日気分は最悪だった 。
疲れ切った体に鞭打ってやっとの思いで
深夜2時、ゆっくりと玄関の扉を開け
家の中に足を踏み入れる 。
疲れた ………
何を思ったのかは、わからない
真っ直ぐと寝室へ向かいドアを開けた
規則正しい呼吸音と共に、
布団に包まっている少女が1人
そっとベットに近づき、
寝ているせいか、いつもより
少し体温が高いその小さな手を握る
まずい、起こしたか … ?
あー、やべ、
多分今の俺 … 酷い顔してんだろうな
まだ寝ぼけているのか、
いつもの生意気さなど感じない
暖かい笑みでそう言うあなた
全身の力が抜け 、
思いきりベットに突っ伏す
着替えもしないまま布団に潜ると、
嬢ちゃんが寝ていたため暖まった布団が
疲れ切った俺を睡魔へと誘う
誰かに撫でられている感覚を最後に
俺の意識はそこで …
深い眠りの底へと沈んでいった
ーNext













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!