稜雅「はぁー…、」
…今日はちょっと体調が優れない。
でも子供たちの朝ごはんも作らなきゃいけないし…、
今日は海も仕事休みでまだ寝てるし…
稜雅「頑張んなきゃな、…大丈夫大丈夫っ、頑張ろ、」
顔を叩き気合いを入れ直す。
_
やばいなー…さっきより酷くなってきた、頭も痛いし、何もかも最悪、
親として子供たちの前ではそんな姿見せちゃダメだよな、
稜雅「ふぅ……、」
頭痛薬を飲んで深呼吸をする。
海「…稜雅?」
稜雅「うわっ、!っはぁ…、なんだ、海か…おはよう、」
海「…お前、」
稜雅「っ、あぁ…!子供たち起こしてくるね、?」
逃げるようにしてに起こしに行こうと思ったのに…
がしっ、っと腕を掴まれる。
稜雅「海…離して、?みんなのこと起こさなきゃ、」
海「はぁ…何年一緒にいと思ってんだよ、流石に顔色悪すぎ。」
稜雅「っ、…」
海「体調悪い?」
稜雅「うん…ごめん、…」
海「無理しすぎなんだよ、ソファーで寝ろ、ほら。」
ソファーに連れてかれて押し倒される。
稜雅「ごめん、…」
海「俺が今日休みで良かったよ、体調悪いなら俺起こしせよ。バカ。」
布団をサッと掛けてくれる海。
稜雅「だって、」
海「言い訳は後で聞く、とりあえずあいつら起こしてくるから、なんもしないで待ってろよ。」
稜雅「はい…。」
_
ドタドタっと、ものすごい足音が聞こえてきた。
悠「まぁまっ…、!!」
稜雅「ん"ー…悠…おはよう、」
悠「まぁま、」
うるうるしてる目を見て泣けてきた、
こんな可愛い息子にこんな顔させるなんて、
稜雅「ごめんね、ちょっとまま体調悪いんだ、」
悠「…ぼく、」
稜雅「ふふっ、悠…おいで?」
悠「…」
無言で俺の胸の中に入ってくる悠をギューッと、強く抱きしめる。
稜雅「今日はパパの言うこと聞いて過ごすんだよ?」
悠「…うんっ、」
稜雅「明日には元気になってるから、大丈夫だよ。」
悠「…ぼく、おてつだい、する…。」
稜雅「お、ほんとに?」
悠「うんっ、…ぱぱと、いっしょに、」
稜雅「ありがとね?」
…他の子達も起きたのかな。
階段をおりる足跡が聞こえてきた。
拓弥「おはよう、って…大丈夫?」
祐基「おはよー、…顔色悪すぎじゃん、」
稜雅「2人とも今日早いね、?」
拓弥「まぁ…昨日早く寝たし、?」
祐基「なに言ってんの?昨日も1時過ぎまで起きてたし、体調不良って言われた瞬間起きたじゃん笑」
拓弥「うるせぇーな、なんか飲み物いるなら取ってくけど、」
稜雅「ううん、大丈夫だよ、ありがとね、笑」
拓弥「てか、悠どうした?」
稜雅「ん?あぁ、なんか、ずっとこんな感じ、笑」
さっきからずっと俺の胸から離れずにいるから仕方なく布団の中に一緒に入ってる状態。
移ると怖いから本当は離れて欲しいけど…
さすがに今の悠に言えるわけでもないからね、
悠「…」
稜雅「悠くん?」
悠「ねんね、するの!」
稜雅「あぁ、はいはい、ごめんね笑」
秀哉「まま!?」
稜雅「うわっ、ビックリ…、」
太陽「そんな大きい声出したらあかんよ、頭痛酷くなるやろ?」
秀哉「あぁ、ごめんごめん、」
太陽「大丈夫なん、冷えピタとか、…いる?」
流石に太陽…デキる男すぎ、
稜雅「あー…冷えピタ欲しいかも、」
拓弥「ん、俺取ってくるわ。」
またドタドタって音が聞こえてきたな、
アロハ「まま、!!」
政裕「…大丈夫、?」
稜雅「大丈夫大丈夫、心配かけてごめんね、?」
拓弥「冷えピタ貼るよ?」
稜雅「うん、お願い。」
拓弥「よし、完璧。」
稜雅「はぁ…冷えピタ最高、」
海「…お前ら朝ごはん食べろ〜、時間無くなるぞ!」
秀哉「ほんとだ、急げ!」
稜雅「悠も食べな、?」
悠「たべる…けど」
秀哉「はいはい、悠くん回収しますね〜」
悠「ぁ…」
海「悠〜ご飯食べてからままとお話しようね?」
悠「うん…」
海「偉い偉い。」
_
稜雅「やば……寝てた、?」
海「…起きた?」
稜雅「ごめん、子供たち、」
海「もう学校行ったよ。」
稜雅「そっか、ごめんね、」
海「熱測るか、」
稜雅「あれ…悠は?」
海「ん?」
悠「ばぁ!!」
稜雅「うわっ、ちょっと悠?笑」
ソファーの下から出てくる悠。
とてつもなく可愛い。
悠「えへへっ、」
稜雅「もー…笑」
海「体調はどう?」
稜雅「さっきよりは全然いいよ、ほんとにありがとね。」
海「最近忙しかったもんな。」
稜雅「まぁね、」
海「まぁ…今日はゆっくり休んでろ。」
稜雅「ぇ、いや、別に……海だって疲れてるじゃん、」
海「俺はこれが仕事だから。」
稜雅「へ?」
海「俺が家族守らなくてどうすんだよ笑」
ポンポンっと、頭を撫でられる。
恥ずかしい気持ちと、付き合った頃の気持ちを思い出してきた。
稜雅「ばかっ、//」
悠「まま…?」
稜雅「はーる、ぎゅーしよ?」
悠「ぎゅー!する!」
はぁー…海と出会えてよかった。
_
ん…なになに…、
体を揺すられてる…?
稜雅「ん"ん…、なにっ…、」
アロハ「まーま!ただいま!」
稜雅「アロハ…、?」
アロハ「??」
雅「っ…待ってもうそんな時間、?」
二度寝してたし、俺の腕の中で悠も寝てるし、
海「もうそんな時間。俺もアロハに起こされたわ、笑」
アロハ「ぱぱ、1人で寝室で寝てたよ!」
稜雅「そっかそっか、笑」
悠「んぅ…、?」
アロハ「はる!」
悠「あろにぃ……?」
アロハ「ただいま!」
悠「あろにぃ!」
ソファーから降りてアロハに抱きついてる悠。
寝起きなのにあんな動けんの…?
子供ってやっぱすごいな。
海「よいしょ…、」
稜雅「寝てたの?」
海「やること無かったからね。」
稜雅「そっかそっか。」
海「体調は?」
稜雅「もう大丈夫だよ、完全復活!笑」
軽く体を動かす。
はぁー…1日動いてないだけでもう身体中がやばいな、
海「無理すんなよ?」
稜雅「はーい笑」
メンバーひとりひとりのお話を書いていく予定です!













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。