楽しい1日目の余韻に浸りながら、今日はバリバリ働こうと思う2日目。一般のお客さんも今日は学校に入れる。先輩は学校外の方と回るらしい。
ここにも来てくれないかな…。
ソワソワしながら働いていると、噂をすればなんとやら。先輩が例の方を連れて、教室にやってきた。丁度私の卓のゲームが終わったのでこちらへ案内しようと扉へと向かうと…
その連れは私の知っている顔だった。まさか彼らが知り合い同士とは…世間は狭いものだ。
つまり…友人の話は似ているとかでなく先輩本人のことだったということになる。そうなると話は変わってくるぞ。
初対面の私たちが顔見知りなのが不思議だったのだろう。
話した内容は聞かれたくないとはいえ、別に関係はバレても問題無い。そのときの話をされなければだが。
お願い!私について特に何も言わないで!
アッチもアッチで褒めちぎっていたので、お互いに相手の同じ人物に関する秘密を握っている。
お互いあんなに熱心に語っていたわけだ。絶対に本人にはバレちゃいけない。
多分あのときの私たちの心は一致団結した。人間は危機が迫るとテレパシーを使えるらしい。
少し気まずいままゲームは終了し、先輩には聞こえないよう声をかける。
それもそれで見てはみたい。
ここ最近で一番肝を冷やしたが…無事終わったし、またノブナガさんに会えたのは嬉しかった。
文化財は各自、様々な形で幕を閉じた。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!