第14話

°˖✧◝
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2026/06/27 09:00 更新





ツカサ
ミーム汚染の 異形の 件から 数日 、やっと 機関も 落ち着いてきたが … あのような 異形が また 出てきた 時に 備えて 、今日も 周囲を センサで 洗っておかねば … !


ミズキ
あれ 、ツカサじゃん ! 今日は 非番じゃ ないの ?


ツカサ
あ 、ミズキ 。嗚呼 、そうなのだが 、せめて 少しは 機関の 役に 立ちたくて 、こうして 見回りを … 、


ミズキ
… 。殊勝な 心掛けだけど 、非番が ある 意味も 考えてね 。異形感知センサは 、使用者の 精神力を 摩耗させるんだ 。無駄な 使用は 控えた 方が いい 。


ツカサ
あ 、そ 、そうだよな 。すまない 、オレ …


ミズキ
…… 。そうだ 、なら ちょっと 頼まれてくれない ? 術式の 研究を してるんだけど 、ちょっと 試したいことが あってさ !


ツカサ
ほう … ! オレで 良ければ 、手伝うぞ !


ミズキ
! 本当 ? じゃあ ボクの 研究室に 来て ! 今から 行ける ?


ツカサ
嗚呼 !
( ちょうど オレも 、ミズキと 話してみたいと 思っていた ところだし … 渡りに 船 という やつだな 。 )










ツカサ
ここが … ミズキの 研究室 … 。


ミズキ
お茶も 出せなくて 申し訳ないけど 、その 辺で 楽に しておいて ! ちょっと 準備が あるんだ 。あ 、周りの ものには 触んないでね ?


ツカサ
いや 、嗜好品は 貴重だし 、お構いなく … 、


ミズキ
…… 。


ツカサ
…… 。


ミズキ
あ 、ねえ ! そういえばさ 〜 、何か 知らないけど 名前の 呼び方に 凄い 違和感あるんだよね ボク 。ツカサって 呼ぶの やめていい ?


ツカサ
! 奇遇だな 、オレも 同じことを 考えていた !


ミズキ
え ! マジか 〜 !? じゃあ 今 呼び方 決めちゃおうよ ! えーっと … そうだなぁ … ツカサ … せん …


ミズキ
ツカサ先輩 !!


ツカサ
え゛っ 、な 、先輩 ??! オレよりも ミズキの 方が …


ミズキ
いいでしょっ ! なんか 凄い しっくりくるし !


ツカサ
えぇ … まぁ 、良いが …… そうだな 、ミズキは …… 。そうだ 、確か 名字が アキヤマ … だったよな ?


ミズキ
うん 、アキヤマ


ツカサ
アキヤマ … アキヤマか …… 。では アキヤマと 呼ばせてもらおう !


ミズキ
んふふ 、おっけい !


ツカサ
…… 。


ミズキ
…… 。


ツカサ
あ 、なあ ! この 前の 異形 … ケルベロスの 唄 作戦では 、アキヤマは 凄かったな … 。オペレータなのに 、オレは 、大して 役に 立てず … 。


ミズキ
… 。ま 、ボクが 場を 仕切れたのは 単に 機関の 戦力が わかってたからだよ 。


ミズキ
ツカサ先輩だって よく 発狂せずに ナビゲートしきったよ ! 普通の オペレータなら 、… あの 場にも いた 人の ように …… 、すぐに 発狂しても おかしくない レベルの 異形だったのにさ 。


ツカサ
… あ 、嗚呼 … 。


ツカサ
ルイにも オレは 異形への 対抗力が 強いと 言われたのだが 、なにぶん 機関に 入る 前の 記憶が ほとんど ないから 、いまいち ピンと こないんだよな … 。


ミズキ
まだ 何も 思い出さないの ?


ツカサ
嗚呼 、病院で 説明を 受けたこと以外 何も …… 。


ツカサ
オレは 記憶を 失う前は 小さな 村に いて 、10年前に 巻き込まれた 火事で 精神に 不可解な 損傷を 受け 、そこから 全く 目を 覚まさなかったそうだ 。


ミズキ
… 。ま 、それだけの 対抗力を 得るほどの 経験だし … 、案外 思い出さない方が いいのかもしれないね 。


ツカサ
そう … かもしれないな …… 。





     過去なんて 、思い出しても 苦しいだけかも
しれないな 。


それでも オレは 、やっぱり 自分の 過去は
思い出したいと 思う 。 ,





ツカサ
それでも オレは 、やっぱり 自分の 過去は 思い出したいと 思う 。


ミズキ
そっか 。まあ 、止めは しないよ 。


ツカサ
アキヤマは とても 研究熱心な 人だと 聞いている 。この 前の 戦いでも 、アキヤマが いなければ オレ達は …… 。あの 、どうすれば アキヤマの ように なれるんだ ?


ミズキ
… ボクみたいに なんか ならない方が いいよ 。ツカサ先輩は ツカサ先輩のまま 、頑張ればいいんじゃないかな 。


ツカサ
……… 。





     そうだよな 、オレは オレに 
できることを … 。


なあ 、「 ボクみたいに なんか 」
と いうのは … 。 ,





ツカサ
なあ 、「 ボクみたいに なんか 」と いうのは … 。


ミズキ
……… 。…… ボク 、子供の 頃に 異形が 両親を 消してるんだ 。それから 生きる 目的が できちゃった というか … 、


ツカサ
! す 、すまない 、立ち入ったことを … !


ミズキ
いや 、いいんだよ 。


ミズキ
… よっし ! 待たせて ごめんね 、準備 完了したよ ! こっちに 来て 座ってくれる ?


ツカサ
あ 、嗚呼 !





ツカサ
( あれ 、なんだ この 、焦げ臭い … ともすれば 冒涜的な この においは …… )


ミズキ
今 、経口式の 術式を 研究しててさ 〜 、折角 口から 摂取する ものなんだから 、お菓子の 方が 食べやすいかと 思って …


ツカサ
( お菓子 … ? そ 、それは もしや この 冒涜的な 見た目を した 黒い物体の ことを 言っているのか … ? )


ミズキ
名付けて 、経口式術式 、マジカルクッキー ! 食べると 一時的に 異形への 対抗力が アップするはずなんだ ! どう ? 食べてみてくれる ?


ツカサ
う 、笑顔が 眩しい ……… 。





     い 、いただきます … !!!


すまない 急用を 思い出した !!! ,





ツカサ
すまない 急用を 思い出した !!!


ミズキ
そ 、そう … ?残念だなぁ 、折角 焼いたのに … 。


ツカサ
も 、申し訳ない 、またの 機会に 是非 … ! な !
( と 、特に 用は ないから 自室にでも 戻ろう … ! )





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