数分歩いていると比較的慣れたらしく産まれたての小鹿みたいにはならなくなった
というか私すごい人に連れてこられたんだなと歩いていると実感する
あまりにも広い廊下、壁にかけられているランタン。
まさかの国の1番大きいお城だとは思わないかった
拾ってくれた本人は何故か嬉しそうに鼻歌を歌っているのは謎。
何が起きる前に嬉しいことでもあったのかと聞きたいくらいには嬉しそうに歌っている
てか知らん人と総統様を1対1にしない方が絶対にいいと思う。
流石にこの状況では出来ないが…
恩を仇で返す様なことはしたくないしさすがにしない
咳って出始めはいいんだけどずっと出てると喉がついでに痛くなるから本当に嫌い
さっきレウさん…?からもらった蜂蜜レモンが早く効いて欲しい
てか効いたりするものなのか…?
まぁいいや
比較的喋りやすくなってる…
喋りやすいってこんないい事なんだ
まぁいいや
私の記憶じゃここまでくらいしか覚えてない
その場所がどこだかも曖昧だしなんでこっち方向に逃げたのかも分からない
全てが疑問の中で分かることだけ伝えたらこうなったから私は悪くない。
うん。
研究所…
分からないが吐き気のする言葉。
本能的に嫌っているのかもしれない
そういや死ぬって気がした時に狐がいたよな…
あれって幻覚…?
助けてくれた総統様ともう1人には見えないような反応を示してた気がする
だとしたら鮮明すぎるしその場にいるようになりすぎている
私が倒れてた場所にあまりにも溶け込みすぎていた。
だとしたら幻覚ではなく、本物。
だけどお2人に見えないのはおかしい。
ということは
rd視点
あまりにも覚えていることが少ない。
なにか意図的に記憶を消されてたりするのかもしれない
どっかの部屋の話も多分d国の研究所だろう
何かヤバい研究をしてそうというので有名だから
何かを思い出したらしい
だけど頭を抱えて考えている
何か引っかかるようなことが頭をよぎったのか
吹雪だからその場に適応したキツネはいるだろうけどあの場にはいなかったはず。
ということはこの子の幻覚…
そんな種類の狐いるんだ…
そんなことは置いといて…
やっぱりこの子の幻覚…
あの死にかねない場所なら走馬灯の可能性も…
やっぱり同じことを考えている。
だけどやっぱりどこか引っかかったような顔をしている
この子にも能力がある…?
それなら自分にしか見えない動物を出すことも容易い。
色々辻褄が合うから多分ここで1番可能性が高いのはこの子の能力…
能力の存在の記憶すらも消されているということ…?
だとしたら何か暴走の可能性のある能力…とかが考えられる。
それか研究所で邪魔になる能力だった…とか












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!