辺りを見回せば机と椅子、クローゼット、ドレッサー等があり、お嬢様らしい部屋になっている
ベッドから下りて鏡を見てみる
鏡に映る腰まである髪と肌はいつか消えてしまいそうな程に白い
そんな事を思いながらクローゼットを開ける
そこにはシンプルなワンピースやドレスが数着並んでいた
その中からこれから通う貴族学校の制服を取り出す
深い赤色をしているためこれを着れば余計白い髪が目立ちそうだ
今までの人生で数えきれない程の人々と関わってきた
勿論良い人たちもたくさんいたが、人と関わりすぎたせいでトラブルに巻き込まれた事も少なくはない
そういえば今の私は15歳だったか
今までの経験からすれば16歳までには死ぬのだろう
それなら尚の事人と関わらない方がいいのだろう












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。