第6話

#5
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2025/11/12 13:00 更新







煉獄さんが死んでから、約1ヶ月と1週間程度。

いい加減布団にこもるのはやめようと思い始めた。

でも、訓練は今まで通りにはいかなかった。


伊黒小芭内
((ガガッ
あなた
うっ…
伊黒小芭内
これで10回連続俺の勝ちだぞ。
しかも、1回の訓練に2分もかからず負けるとは。いい加減なんとかしたらどうだ。
あなた
ごめんなさい…
伊黒小芭内
…今日の訓練はもう終わりだ。



伊黒さんにずっと負け続けている。

煉獄さんがいなくなってから、ずっと胸が苦しいんだ。

思い通りに体が動かないんだ。

負けて当然だとは思わない。でも勝てない。

矛盾した感情が僕をずっと支配している。




伊黒小芭内
おいあなた。お前に客だ。
あなた
竈門炭治郎
あなた
あなた
竈門炭治郎
煉獄さんからの伝言を、伝えに来たんだ。


竈門炭治郎
遅くなって申し訳ないと思うよ。
怪我の治りもなかなかに遅くて、外出許可が出なかったんだ。
あなた
📋)しょうがないよ。
炭治郎たちも直前まで下弦の壱と戦ってたらしいじゃん。お疲れ様。
あなた
📋)それで、煉獄さんからの伝言って?
竈門炭治郎
あぁ…そうだな。
竈門炭治郎
伝言…というか、遺言になるのかもしれないんだけど。
竈門炭治郎
煉獄さんがあなたに伝えてほしいって




煉獄杏寿郎
竈門少年
竈門炭治郎
はいっ…
煉獄杏寿郎
杠葉少年に、伝言を頼む。
煉獄杏寿郎
きっと、杠葉少年は俺が死ぬのを、自分のせいだと捉えるだろう。
煉獄杏寿郎
だが、俺は杠葉少年のせいで死ぬのではない。
煉獄杏寿郎
下を向いて、暗い気持ちでいても、鬼がいなくなるわけでも、
俺の弔いになるわけでもない。
煉獄杏寿郎
竈門少年たちもそうだが、俺が今この場で死ぬことを悔やむのならば、
もっと強くなれ。
煉獄杏寿郎
心を燃やせ。
煉獄杏寿郎
そして、杠葉少年。
君ならきっと大丈夫だ。
煉獄杏寿郎
なぜなら、俺が生前、最後に認めた鬼狩りだからだ。
煉獄杏寿郎
俺に認められたことを誇りに思え。
煉獄杏寿郎
君は伊黒を越える蛇柱になる日がそう遠くない。
柱も一人欠けてしまうわけだしな。
竈門炭治郎
煉獄さん…
煉獄杏寿郎
今を頑張らずに、いつ頑張る。
今やらねば、この先強くなれることはないと、肝に銘じろ。
煉獄杏寿郎
俺は信じる。君たちを、信じる。
煉獄杏寿郎
…そう、伝えてやってくれ。
竈門炭治郎
…っわかりました
煉獄杏寿郎
ありがとう、竈門少年。


竈門炭治郎
だから…あなた…
あなた
(泣
竈門炭治郎
一緒に、がんばろう
竈門炭治郎
煉獄さんが、認めてくれたんだ。
禰豆子のことも、俺のことも、あなたのことも…
竈門炭治郎
だから頑張ろう。



((ギュッ(抱きしめる)
あなた
うん…がんばる…(泣
あなた
ありがとう…
竈門炭治郎
うん…



ありがとう、煉獄さん。

お陰で前を向くことができます。

煉獄さんが僕のことを認めてくれる以上に、心強いことなんてない。

大好きだった。

すべてを尽くして守りたかった。

でも、できなかった。

もうそんな思いを誰にもしてほしくない。

だから僕は、強くなる。




伊黒小芭内
……
伊黒小芭内
(あなたが暴れたりしたら、仲介しようと思っていたが、
その必要はなさそうだな。)



しかし、俺達は煉獄家に救われすぎている。

俺も煉獄の父に助けられた。

今もこうして、あなたが助けられている。


伊黒小芭内
(恥のない働きをせねばな。)





ここで突然の大正コソコソ噂話〜!(?)


あなたくんは9つのとき胡蝶さんに拾われて、鬼殺隊に入隊するために伊黒さんに預かってもらう(11)までの間、

定期的に蝶屋敷に来ていた柱の中で、1番好きだったのは煉獄さんでした。
(1番苦手だったのは悲鳴嶼さん、単純に当時のあなたにとって大きすぎて怖かった。)

あなた的には煉獄さんか、無口で会話の必要性が限りなく低そうな(いちいち筆談がめんどくさい)
冨岡さんのところに継子として行きたかったのですが、

炎の呼吸は一家相伝のものであったのと、冨岡さんのところに行くのをしのぶさんに全力で止められ、
太刀筋の良さから伊黒さんのところへ行くことになりました。
(甘露寺さんのところに行くという案もありました。)

煉獄さんは伊黒さんのところへ行ってからも蝶屋敷やお館様のお屋敷で会うと必ず話しかけてくれるので、
親密な関係が続いていましたが、手話を一向に覚えてくれないので声で話していました。

煉獄さんはあなたが声で話すことについてなんの疑問も持っていませんでした。
(寧ろ自分だけ声で会話してくれていたので嬉しかった。)


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